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拙い文章ではありますがよろしくお願いします。

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【世界観】

本作は我々のいる地球とは異なる世界線に存在する地球を舞台にした話である。この世界では、ロボット開発を含む、機械工学が非常に発達しており、1920年代には人型二足歩行兵器である機甲騎士が戦争における主力兵器として用いられている。

日本は、正式名称『日本帝国』という、天皇を中心とした中央集権国家であり、1939年に始まった第二次世界大戦においては、早々にドイツ帝国とイタリアとの同盟を破棄、1941年には全占領地域を放棄し、アメリカ側についている。

しかし、ドイツ帝国は1975年現在もなお健在であり、世界で唯一無人機甲騎士の実用を達成しており、その物量によってヨーロッパ全土を占領下に置いた。さらにソビエトの対ドイツ防衛戦も押されており、連合軍の必死の支援により何とか戦線を押し留めているのが現状である。

また、ドイツ帝国は水上機動部隊を多数展開し、日本皇国やアメリカへの攻撃も行っており、ソビエトやヨーロッパ程ではないが、日本帝国とアメリカは損害を出している。

そのため日本帝国では、天皇家がいる京都府ではなく東京に行政区を置き、政治は東京で行い、天皇からの勅令があった場合のみ、京都にて会議を開くことになっている。


【機甲騎士】

こちらの世界における主力人型二足歩行兵器。大まかな分類として陸軍管轄の『陸上戦闘型』、『航空戦闘型』(空軍管轄)、『強襲揚陸型』と、海軍管轄の『艦上戦闘型』、『水上戦闘型』に分類可能である。

機甲騎士は従来の兵器全てに勝るとされ、どのような国家であっても(空母や輸送艦、揚陸艦、重爆撃機などを除き)機甲騎士以外で戦闘を行うことはない。

そのため、機甲騎士は、その戦地に合った型の機体を用いることが最も重要である。


【陸上戦闘型の代表的な機体】

『66式 白露』……日本帝国陸軍の現主力機。安定した機体性能と発展性の高さから世界での評価は高いが、航空戦闘型の開発が重視され始めたときに開発されたため、これ以降の陸上戦闘型の開発は下火になっている。


『66式 時雨』……長距離砲撃特化改装を行われた白露。長距離砲撃特化の陸上戦闘型にしては軽量(通常30トンオーバーであるが時雨は25トンである。ちなみに白露は21トン)で、機動性能は高いが、搭載可能兵装には限りがある。


『66式 村雨』……白露にレーザー兵器装備用の耐熱加工を施したもの。また、レーザー兵器装備前提のため、頭部カメラアイの視野角がより広範囲となっている。


『66式 白露(第378機甲騎士団モデル)』……近接戦闘、中距離砲撃戦闘を重視した機体改装と、胸部に搭乗員保護用のリアクティブアーマーが増設されている。また、色も従来の灰色から濃緑色へと変更されている。


【航空戦闘型の代表的な機体】

『54式 疾風』……まだまだ研究段階の航空戦闘型においては、日本帝国の中で最新鋭の機体である。その任務は対重爆撃機戦や、陸上部隊の航空支援が主である。


『53式 景雲』……航空戦闘型の部類だが、偵察機のため武装はほとんどできない。しかし、ステルス能力と情報収集能力が高いため、機体を使う者によってはその真価を発揮する。


【強襲揚陸型の代表的な機体】

『70式 あきつ丸(試作のみ)』……水上フロートを陸上戦闘型に取り付ければいいだけなのだが、「水陸両用の機体がほしい」という軍部の要求から開発された。しかし、その後軍部から「使えない」と、お蔵入り機体となってしまった。


【艦上戦闘型の代表的な機体】


『56式 烈風』……日本帝国海軍主力の艦上戦闘型機甲騎士。対空戦闘特化で、対艦攻撃兵装は搭載していない。


『61式 流星』……艦上戦闘型であるが、対艦攻撃に秀でた機体であり、通常兵装以外にも対艦ミサイルを多数搭載している。


【水上戦闘型の代表的な機体】


『68式 白露改』……白露の水上戦闘改装機。重量軽減のため機体の更なる軽量化がなされており、機動性能は世界でもトップクラスである。陸上戦闘型のモノにフロートを装着しているだけのモノが主流な中で、水上戦闘を主眼においた改装が行われた機体はこれが初めてである。


【その他】


『100式 大型司令機(通称PF機)』……現地司令官が前線に出て直接指揮を行うための情報統合指揮官機。後方で戦況を確認しながら、動かずに近接防御や戦闘支援を行うため、武装と装甲を強固にした結果、機体サイズは異例の70メートルオーバーとなった。現在は試作機一機が第378機甲騎士団に配属されている。


『重爆撃機 富嶽』……航空支援を行う爆撃機。支援爆撃を行うには当然該当地域の制空権が確保されていなければならない。


【機甲騎士の兵装各種】


『噴進砲』……グレネードランチャー。この武器自体は(特殊燃焼弾頭を除き)敵機体の破壊は難しいが、電磁弾頭や煙幕弾頭などの、敵の行動を阻害する目的で用いられる支援火砲。


『突撃砲』……アサルトライフル。日本軍で制式採用されているのはアメリカなどが使っている55ミリ弾である。普通は噴進砲や滑空砲などと合わせ、ひとつの武装としているため、統合砲という呼ばれかたもされている。


『滑空砲』……スナイパーライフル。120ミリ弾を用いた長距離精密射撃用の兵装。日本軍では一分隊に一人はこれを装備したパイロットがいなければならないと決まっている。


『長距離砲』……長距離砲撃特化改装を行った機体に装着される固定兵装。自動装填装置が付いており、後方からの継続的な火力支援を可能とした。


『ミサイル』……航空戦闘型専用兵装。空対空、空対艦攻撃などを行う際に用いる。装着した場合重量が増え、かつ発射後にミサイルモジュールを投棄できないのが難点である。


『電磁砲』……長距離高威力の射撃を可能としたが、まだ試験段階のため生産が安定していない、反動が大きく、装填が自動ではないなど、まだまだ改善点は多い。


『レーザー砲』……高出力レーザーを発射し、敵の装甲をほぼ一撃で貫通し、機体を破壊する。だが、重量が重いため、地面に固定しなければ撃てない、機体にレーザーにも耐えれる耐熱加工を施さなければいけないなどの難点がある。


【第378機甲騎士団】

『100式 大型司令機』の運用試験や、その他試作機の実践運用試験のため、日本帝国陸、海、空軍から選抜された機甲騎士パイロットによって編成された部隊。一応は日本帝国陸軍の管轄下にある。その規模は大隊程度で、パイロットにはいかなる機体であっても乗りこなす技術が求められており、陸軍の部隊でも一位二位を争うほどの実力がある部隊である。

しかし、最近入隊した悟を除き、所属しているパイロット全員が女性であることから、ヴァルキュキリアと呼ばれており、部隊章も神話上の戦乙女を模したモノとなっている。


【主要キャラクター(第378機甲騎士団所属の隊員たち)】

宮本悟みやもとさとる

元々は普通の高校生であったが、こちらの世界へ転生してしまった。転生直後に不審者として憲兵隊に身柄を拘束されるも、機甲騎士パイロットとしての適性があることが分かり、半ば無理やり日本軍に入らさせられ、第378機甲騎士団に所属することになった。

状況把握が得意で、指揮官としての能力が高いと判断されたため、『100式 大型司令機』のパイロットとして現地での指揮を行っている。


司馬茜しばあかね

機甲騎士パイロット。元の所属は陸軍第一機甲師団で階級は少尉。近接格闘戦を得意とし、この部隊でのポジションは前衛。

普段はしっかりしたクールな女性という印象があるが、たまにやらかす。だが料理は上手。


桜坂那緒さくらざかなお

機甲騎士パイロット。元の所属は陸軍特科大隊で階級は少尉。長距離砲撃支援を主に行うが、近接戦闘も強く、噴進砲を用いた分隊支援を行うことも得意とする。

茜とよく比較されるほど明るく活発だが、料理の味は独創的であり、その可能性は未知数であるため、彼女に料理をさせてはいけないというのが、第378機甲騎士団での暗黙の了解である。


神楽坂杏かぐらざかあん

機甲騎士パイロット。元の所属は海軍第三機動部隊で階級は中尉。この部隊の中では一番の年長者で、あきつ丸の実地試験にも参加したことがあるエリートパイロット。航空戦闘型系列の機体の操縦資格があることを表す『空兵き章』持ちの隊員でもある。


堺奏さかいかなで

機甲騎士パイロット。元の所属は空軍特殊偵察隊で階級は少尉。実際に戦闘を行うために戦地に赴いたことはないが、戦闘予測地域における先行偵察などを得意である。なので、この部隊では彼女の情報が勝敗を分けると言われるほど重要視されている。

普段は口数が少なく、影が薄いため部隊の皆からは、突然現れないでほしい、怖い、などの苦情がよく来る。


篠崎綾女しのさきあやめ

第378機甲騎士団司令官、階級は少佐。『空兵き章』持ちで、陸軍一のエースパイロットと名高かったが、今は前線から退き、司令官として第378機甲騎士団の指揮を執り行っている。

宮本悟をこの部隊に無理やり入隊させた張本人であり、彼女が持つ唯一の悩みは、結婚できないことである。

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