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不要  作者: ☆慧琉☆
2/3

E N D 【カミサマの仕業】

 「おはようございます」目を伏せて私は教室に入った。視線なんて気にしてはいられない。

 ざわざわと騒がしくなる教室。どくどくと騒がしくなる鼓動。私はいったい何なの。見世物じゃない。私はただの人間。

 人と付き合う能力も、人に好かれる能力なども何にも持たない、ただの人間。

 どうしてこうなったの。カミサマの仕業かな。でもまあ、私は私だから。関係ない人を傷付ける事は出来ないから。

 怒り狂う事もない、能力を持たぬただの少女は人を気遣う能力を秘めていた。

 目の前はいつもモノクロで、耳に届くのはノイズ音。綺麗な景色も音もない無感情の世界。私の心も、みぃんな。


 真っ黒。


 人生のキャンバスを黒に塗りつぶしすぎた。罵声、暴力を振られる私のキャンバス。醜い。

 どうしてこうなったの??

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