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07 「カフェテリア」 「美味しい料理」 「獣人」 「月」

前回に引き続き、人間がいません。


読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。

それでは本編をどうぞ。


 ある山の奥地に一軒のカフェテリアを兼ねた宿屋があった。

 そこは美味しい料理と飲み物を出してくれることで有名で、しかし場所が場所なだけによほどのマニアか、人があまり来ないことと食通の冒険者たちの中の隠れた名店、唯一穏やかな時間を過ごせる場所として人気の高い場所だった。

 その店は狼の獣人である六人の兄妹によって営まれている。


「兄さん、オムライス一つ、シチューを三つ、お任せランチが四つ」

 妹の声に俺はフライパンを動かして、出来上がったオムライスを皿に移す。妹の完璧なあいの手によって出されたシチュー皿へと、適量を入れた。

 俺の名はガルム、狼の獣人の中で特に異端視される金の毛を持って生まれ、本来俺は黒狼種の長となるべき継承者だった男。

「ほれ、マーナ。もってけ。コーヒーはそこに入れてある、零すなよ?」

「子どもじゃあるまいし、そんな失敗はしませんー。兄さんこそ、鶏肉固くなるよ?」

「お前じゃあるまいし、肉の焼き加減なんて音を聞いてれば見ずともわかる」

 今、料理を運んで行ったのが俺の五人いる妹の中の三番目の妹のマーナである。明るい亜麻色の耳と短く切りそろえられた髪が我が妹ながら、とてもよく似合っている。

「兄貴、洗い物終わったけど、薪でも拾ってこようか?」

 きれいになった食器から顔を出すのは二番目の妹であるレティ、手入れもせずに伸ばされたままの赤毛は妹の高い身長に映え、凛々しく見える。

「あぁ、頼む。レティ・・・・・ついでに罠の確認もしてきてくれ」

「あいよ、行ってくんねー」

 俺は火の加減を見ながら、皿へと刻まれていた野菜を乗せた。

「・・・・・アニィ、野菜まだ必要?」

 俺の服の裾を引いてくる手をたどるとそこには灰色の髪をした末っ子のスコールが小刀を持って、野菜と俺を見比べていた。

「あぁ、この昼の時間が終わるまで頼めるか? 疲れたか?」

「・・・・・・少しだけ、でも頑張る」

「偉いぞ、スコール」

 俺は末っ子のふわふわな髪を撫でて、フライパンを手に取ってチキンライスと作っていく。

「兄者! 宿泊客は今日の分は全ておかえりになりましたよ」

「キッチンに来るときは走るな! ケイカ!」

 四番目の妹であるケイカの大声に対して、こちらも怒鳴って応戦する。

 髪の色は複雑に混ざり合っていて、この色と断定できない。日のあたりによって金にも見える亜麻色、灰色も一房ありそれもごくまれに銀に映るときがある。狼状態の時は体色のほとんどが赤となる。四番目のはずなのだが、ケイカが一番俺たちの中間的な色。

「反省はしています。実行はしていません!」

「実行しろ! アホ!!

 お前はそのまま宿泊部屋の掃除、夕飯までに終わらせなきゃ俺たちは先に食っちまうからな」

「それは良いですが、デザートは?」

 まったく罰になっていないようなので、俺はケイカへとにっこりと笑いながら言い放つ。

「・・・・・・遅れた奴の分が残っていると思うのか?」

「今すぐやって参ります!!」

 駆けていく姿を見ながら、まったく実行に移してない妹に呆れながら料理を作っていく。

「・・・・・・今日、リースは買い物か」

 ここには居ない長女リース、その髪の色は銀。

 俺たちは黒狼種の長たる父を持ちながら、誰一人としてあの夜闇よりも深く、気高い黒い毛並みを受け継ぐことはなかった。六人もいながらその全てが一族の異端の色、母に見放されていた俺たちを父だけは見捨てはしなかった。

 だが、それも父が生前の話だ。父が死んですぐに、俺は妹たちを連れて里を出て行った。

 幸い、俺は何でもできた。

 家事も、裁縫も、大工仕事も、接客も、特に料理は妹たちに散々ねだられたことと、俺自身が好きだったので2,3年都市のレストランで下働きを経験したのちに今の土地を買って店を出すことができた。

 妹たちと共に暮らせるくらいの稼ぎがあればいいと思ってこんな辺境に建てたが、意外にも評判はよく、わざわざ遠方から来る客もいるぐらいだ。

 しかし、そんな俺たちにも月に一度だけ休日がある。満月の夜からその翌日だけは俺たちの休日、それは今夜だ。

「さて、今の時間が過ぎたらあとは片づけるだけだからな。気合入れてやるぞ! マーナ、スコール」

「はーい」

「・・・・・・うん」

 二人の合わない返事を聞きながら、俺はさらに料理を作り上げた。


                     ×


 空には美しい満月が昇っていた。

 今宵の月は金、実に美しい。

 巨大な狼の姿となっている俺に妹たちが寄り添いながら、月を見上げた。

「・・・・・・毎回のことだが、何故俺から離れないんだ? お前らは」

 俺の右肩に寄り添うリース、尾の端にそっと腕を乗せているのはレティ、背に乗って伸びているマーナ、俺の額のところで足を投げ出しているケイカ、腹のあたりで横になっているスコール。

「あら? お兄様は可愛い妹たちに抱きつかれるのがお嫌ですか?」

 すましたようなリースの言葉に俺は呆れながら、月を見上げた。

「いいけどな、別に」

 月は銀がいい。

 金でなく、銀の方が優しい気がする。

 人々が眠りにつく中で全てを優しく照らすのは金よりも銀だと思ってしまうのは、それが彼女の色だったからだろう。

『金毛九尾・タマモの子、白亜と申します。今日からあなたに仕える者の名です』

『ガルム様、私も連れて行ってください!』

『探しますから!

 世界のどこにあなたがどこに行こうと私の主は、想い人はあなただけです』

 月を見ていると、彼女を思い出す。

 俺の大切な者でありながら、唯一里に置いてきてしまった女性。

 彼女もまた異端だった。

「あー、兄さんが白亜さんのこと考えてるー」

「フン、悪いか・・・・・・俺の・・・・お前たちと親父以外で、愛した唯一の存在だ」

 俺は七本の尾で妹たちを包んで、俺の顔を見えないように隠す。

「兄さ・・・・ぐほぅ」

「バカ、マーナ。兄貴だって・・・・アタシたちに見せたくない顔だってあるさ」

「兄者! ぐげぇ」

「・・・・・・ケイカ姉も空気読む」

 ・・・・・・俺の妹って何でこんなにバランス取れてんだろう?

 いや、全員が暴走してるよりもずっといいんだけどさ。

 俺は酒をなめながら、その目からゆっくりと涙を零す。

 月見は俺と父、そして白亜だけがしていた習慣だった。

 満月を愛するのは種として当たり前にあったが、それはもっと儀礼的なものに使われることの方が多かった。

 儀礼的なその行為を、酒を飲み交わすことをしたのは父だった。

 一族の誰もが受け入れようとしないことに溜息をつきながらも、俺が酒を飲める歳になった頃から俺と白亜だけを相手にしていた。

『息子とこうして飲み交わせるんだからな、これも悪くない』

 満月が輝く夜に歌うように吠える父は逞しく、神々しさすらあった。

 異端の息子とその従者である銀毛九尾である白亜を受け入れる度量の広い漢だった。

「あぁ、お兄様。一つだけ言い忘れていました」

「うん? 重要なことか?」

「えぇ、特にお兄様には」

 何だろうか、リースのこのもったいぶった言い方をするなんて珍しい。いや、そういえば一度だけあったな・・・・・・あの時は確か、白亜の誕生日の直前で俺を慌てさせたんだったかな?

「実は今日、町に買い物に行ったら久しぶりにある方にお会いしまして、その方は私と共にこちらに来ていまして」

「リース姉さん、それってまさか・・・・!」

 マーナはわかったらしい、ある方? 誰だ?

「姉貴・・・・・今まで報告しなかったのワザとだろ。絶対」

 あぁ、何のことかわからないがとりあえずレティは俺の味方っぽいな。

「さすが姉者! 鬼畜ですな。心の準備も無しにいきなりあの方と会わせるとは・・・」

 ケイカ、お前は言葉に気を付けたほうがいいと思うぞ。小遣いを受け持ってんの、リースなんだからな?

「・・・・・・・リース姉はアニィのこと、嫌い?」

 ? その発言はよくわからんな。

「で、結局誰が来るんだ? だったら出迎えが必要だろうし、いや、その前に休みだっていうのに誰かを招くなんて珍しいな」

 俺は妹たちから尻尾をのけつつ、その顔を見ると五人は何かを凝視していた。俺はその方向を見るとそこには――――――――――――――――――――――――――――――金の月の下に美しい銀毛九尾の狐。

 あぁ、会えた。やっと、来たのか。

「・・・・・・・久しぶり、白亜」

 涙が零れ、俺はそのまま傍へと近づいた。美しい銀毛、長く細い尾、銀に映える紅の瞳、俺が愛した人。

「ガルム様、失礼します」

「あぁ」

 俺はそのまま首元を彼女に噛みつかれた。血が滲むが、俺はかまわず彼女の首に頭を擦り付ける。

「1895日です。あなたが私を里に置いていって」

「悪かったって言っても、消えないだろうけどさ」

 俺たちはほとんど同時に人型に変わってゆく。リースと同じはずの銀は少しだけ青みを帯びていて、紅の瞳が俺を見つめた。

 互いに一族の異端者だった俺たちは、厄介払いされるように一緒に居ることを義務付けられた。

 どこに惹かれたかなんてわからない。それほど俺たちは隣にいるのが当たり前だったから。

 でも、気づけばなくてはならない存在になっていた。

 俺はそんな存在を、彼女を置いていった。どんな理由を付けたって許されない事実。

「あなたが居ない日々がどれほど苦しかったか、知っていますか?」

 肩に拳が一つ当たる。痛くないのに、心に刺さる。

「あなたが居なくなって、すぐにあとを追ったのに・・・・・今までかかってしまったんです。あなた以外の男なんていくらでもいたのに、あなたを忘れられなくて、あなただけしか見えなくて!

 離れて尚更、私の心にはあなたしかいなくて!

 それなのに、なのに!! あなたが横には居なくて!」

 父の葬儀であっても涙を見せようとしなかった、あの気丈な白亜が泣いていた。

「・・・・・・」

 困り果てて妹たちを振り返ると、長女は『自分の責任でしょう』とでも言うように知らん顔、次女は俺同様に困り顔、三女はニヤニヤ笑いを隠す気もなく、四女は今の状況をメモしている(絶対取り上げてやる!)、末っ子は珍しく軽く微笑んでいた。やはり、俺の味方はレティとスコールだけのようだった。

 二人には今度デザートを一品追加しよう。

「俺は・・・・・ずっと白亜を考えてた。料理をしてる時なんて、白亜ならどんな料理を喜んでくれるとか、なんて言ってくれるかとか・・・・・でも、俺が支えなきゃいけなかったから、泣くのは月を見ているときだけにしてた」

 俺はそう言って、満月を見上げた。

「満月は俺と白亜、親父の思い出ばっかりで・・・・・それ以外、あの里で良い思い出なんかなくて、逃げ出した。それに後悔なんてなかったけど、白亜を置いていったことだけが失敗だった」

 頭を掻きながら、俺は両手で彼女を抱きしめた。

「こんなに大切な存在を、他の男がいるところに置いていってしまったから誰かにとられてしまうんじゃないかって気が気じゃなかった」

 そのまま、軽い彼女の体を抱き上げる。

 あぁ、綺麗だなぁ。白亜は。

 何で置いていったんだろう、こんなところまで俺を追ってきてくれる女性を。

「愛してるよ、今も昔も・・・・・・置いていった俺が言っても、信じられないかもしれないけどさ。

 白亜のことを誰よりも、愛してる」

 俺は彼女を見つめて、笑う。もっと早く伝えて、あの里から攫っていけばよかった。

 俺は妹たちと彼女が居れば、どうだってよかったんだ。

 里の連中が何て言ったって、親父がそうしていたように

「あなたは変わりませんね・・・・・不意打ちのようにそんな言葉を言ってくださる。

 それが、どれほど女の心を揺さぶるか、考えたことはありますか?」

「俺がこんなことを言うのは白亜だけさ」

「・・・・・・・私もそうです。

 愛していますよ、誰よりも。

 こんなところまで追ってきてしまうほどあなたのことしか考えることができない」

「じゃぁ、報告しなきゃな。親父に」

 俺は軽く白亜の頬にキスをしながら、狼の姿に変わる。

 金の体毛の七本の尾を持つ巨大な狼、それが俺だ。

「遠吠えですか、私にはできませんよ?」

「お前は俺たちの傍に居てくれればいい。こんな満月の日、いつも俺たちは一緒に居たんだ。それに親父のことだ、どっかそこらへんで酒盛りでもしてるさ」

 白亜もまた銀毛九尾の狐へと変わり、俺の横へと並び立つ。ぼうっと立ったままの妹たちに俺は問うた。

「何、突っ立ってる? お前たちもやるんだよ」

「わかってますよ、お兄様。白亜お姉様、私も待っていたんですよ?

 お姉様がお兄様の隣に立つ日を」

 そこには銀狼が姿勢よく座っていた。

 リースはこの中で一番白亜を慕っていた。歳が近いのもあるんだろうが、俺にはできない話も白亜にはしていたようだしな。

「アタシは・・・・・兄貴がいいなら、どうだっていいさ。

 アンタの居場所はずっと、変わってなんかいないんだから」

 赤毛の狼が背を向けて、こちらを少しだけ振り向く。

 白亜を一番苦手とするのはレティだった。そのくせ、垣間見せる表情はいつも優しさに満ちている。

「白亜さん、久しぶり―。大変だねぇ、こんなのに惚れちゃって追っかけてくるなんてさ。

 でも、こんなのでも自慢の兄さんだからさ。よろしくね」

 亜麻色の狼が楽しそうに走り回って、レティの横に並び立つ。

 一番空気を読むことにたけた妹、周りを明るくさせることに関しては右に出る者はいない。

「白亜姉者、お久しぶりです。

 早速ですが、こんな兄者のどこがいいのかをお聞かせ願いたい!」

 様々な色が混じった狼であるケイカを俺は口でくわえて放り投げる。

 あ、メモ帳みっけ。ついでに回収しとこう。これだけバカなことをしていても愛想もつかれず、嫌われないのはある種の才能だと思う。

「・・・・・白亜姉、やっと会えたね」

 灰色の他の姉妹よりやや小柄な狼は末っ子のスコール、この子はウチの妹の中の最高の癒しだと思う。

「じゃ、俺が言った後続いてくれ」

 俺はその中央に立って、満月を見た。綺麗な円を描く、雲一つない夜空によく映える金の月。親父が好きだった景色。

「ウオオオォオオオオオオオォォォーーーーーーーーー」

 かつて、親父がしていたような声に聞こえていたらいい。

 その姿を似ることが出来なくとも、他の誰に何と言われてもかまわない。

 ただ一言、親父自身から言ってほしかった言葉。

 ただ一つ、してほしかったこと。

 愛されるなんて、今更いらない。触れてほしいなどと願わない。

『お前は、お前たちは俺の自慢の子だ』と、言ってほしかった。

 誇ってほしかった。

 俺の声に妹たちが続く。

 長く、重なり合う声の中で俺たちはただ届けばいいと願っていた。

《言わなきゃわかんねぇのか、バカ息子が》

「ガルム様、今の声」

 耳元で囁かれる白亜の言葉に俺は耳を動かし、探す。妹たちも聞こえていたらしく、声を出しながら耳だけが忙しなく動き出す。

《どんな姿だって関係あるか! お前たちは俺の息子で、可愛い娘たちだ・・・・・・・他の誰が言ったって、お前たちが俺の子であることに胸を張ってくれりゃいいんだよ》

 笑い声が耳を掠めて、俺はただ吠え続ける。

《長なんかにならなくてもいい、強くなんてなくていい、生きてさえいればいいんだよ。

 ただ、心残りがあったとするならお前たちの作った場所に泊まれなかったことだな》

 妹たちがこらえきれずに涙を零して下を向いていく中で、俺は独り吠え続ける。感謝と報告を、精一杯届くように。

《大きくなりやがって、幸せにしろよ。ガルム》

「あぁ!! わかってる。見てろよ、親父」

 俺は月へと胸を張って、笑う。俺と共に並ぶ白亜へと笑いながら、寄り添いあった。


                     ×


 俺たちがそのあと、どうなったかって? 

 白亜が増えただけで、特に生活は変わらずに俺たちはカフェテリア兼宿屋を営んでいる。

 もし一つだけ付け加えるとしたら、

「あなた、これ料理の材料のリストです」

「あまり走るなよ、白亜」

 俺は来年くらいには父親になることぐらいだ。

 少し腹が膨らんだその姿に笑みがこぼれるのは仕方ないと思う。そして、絶対安静に大人しくさせておきたくなってしまうのも。

「この体には俺の大切な者がいっぱいあるんだからな? お前も、子どももどっちも俺の命だ」

 妻を抱き上げながら、俺はそのままベッドに連れて行こうとする。

「お兄様、それはいくらなんでも過保護かと・・・・」

 リースの呆れるような声を聞きながら、俺はその行動をやめない。

 過保護だろうがなんだろうが、妻と子の命がここにあるのだ。

「頼むから、体を動かす系は俺がやる。

 だから、経理のチェックとか、裁縫とか、体をなるべく動かさない仕事をしてくれ。白亜」

 俺はそんな親バカ、愛妻家な言葉を言いながら、今は見えぬ月を見上げた。

「旦那様、どうかなさいましたか?」

「なんでもないさ」

《頑張れよ、息子よ》

 そんな声が聞こえた気がしただけ。それが親父からの最期の言葉だって、なんとなくわかった。その言葉の返答代わりに俺は大切な妻を抱きしめた。


狐と狼が大好きなので、これからもちょくちょく出てきます。

ちなみに獣人モードでは耳としっぽは通常装備でご想像ください。


感想、誤字脱字報告お待ちしています。

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