このリア充!!末永く爆発しろ!!(裟蔵×ニョタ夜原)
アタシとゆーきの出会いは確か、ゆーきが勉強苦手だから教えろってセンセに言われたからだったな。
++++++
「お、夜原」
「ん?」
振り向くと数学担当の笹原がいた。
「どしたのー?笹原」
「先生って付けなさい先生と」
笹原はアタシの頭をグリグリと混ぜる。
「うーいwwwww笹原ティーチャー。で、なに?」
「裟蔵に勉強教えてやってくれないか?」
「いいよ」
「ホントか!?」
「ただし、シュークリームかパフェどっちか奢ってねー」
ある意味トドメさしたね。これ。
裟蔵クンで困ってる笹原にサクッとさした。
ウエハースの如くサクッと。
教室に行くと案の定、裟蔵クンは真っ白な数学の小テストと、にらめっこしてた。
「裟蔵クーン?笹原ティーチャーから派遣されましたー夜原優羽でーっす☆≡**+*+*+」
裟蔵クンはチラッとアタシを見てすぐテストとにらめっこを再開した。
「ん゛ー…わかんねぇ…」
アタシは裟蔵クンの隣に横の席の椅子を持ってきて座った。
「ちょっとシャーペン貸して」
アタシは殆ど強引にシャーペンを奪うと、裟蔵クンの困っていた問題を解いた。
「答え、あってるかわかんないけどね」
苦情して裟蔵クンを見ると微妙な顔をされた。酷くない?
「ねぇ、なにその「コイツ見た目に反して頭良いんだ」って顔…確かに見た目はアレだけどさぁ、せめてオブラートにくるんでよ」
裟蔵クン酷くない?
そう、アタシは見た目はチャラくても頭は超いいんだwwwww
ギャップ激しいよ。むしろ、ギャップ女王と呼ばれたよ、昔。てか、中学の頃に
んで、アタシは結局裟蔵クン専属教師になったらしく毎日勉強を教えることになった。
++++
「あ、ココはそうじゃなくて……こう」
「あー、そゆね……」
「そうそう。出来るじゃん」
裟蔵クンの頭をクシャクシャと撫でると嫌そうに払いのけられた。少し悲しいなー…そうだ!!
「じゃあさ、今までで覚えれた文節とか単語とか使ってアタシに一言。それか、直接じゃ言いにくいことあったら伝えてみてよ」
これはアタシが裟蔵クンを好きになりかけてるから聞いたけど何か?
ちなみに、今日は英語ですwwwww
裟蔵クンは「んー」とか「ぬー」唸りながら何とか、文章が完成した。
「出来たーッッ(どやぁ)」
…ねぇ、何?そのどや顔
殆ど表情出てないけど判るよ。裟蔵クン今ものすっごくどや顔してる。
いや、可愛いから許せるけどさ……せめてそのどや顔か無表情ぽいの辞めて。
「じゃぁ見るねー」
書いてた紙を回収すると、
『I love you』
『I need Yahara』
って書いてた///
どや顔ってこうゆう事か……謀られた
おバカから謀られた。
こうゆう事になると男子って無駄にどや顔しだすの忘れてた
「どう?…先生?」
裟蔵クンはニヨニヨ笑ってる。
ワザとだな。ワザとだろ。ワザととしか思えない。
裟蔵クンの観察力恐るべし
「ッッ〜///そーゆーの、反則だぁ///」
アタシは思わず嬉し泣きしてた。
裟蔵クンは焦ってたけど、どこか嬉しそうにしていた。
アタシもスッゴく笑顔で裟蔵クンに抱き付いて泣いた。
++++
そして、今に至るのDAGA←
「夜原、こっち来て」
「んー」
……キャラ違うくない?
現在、満員バス内です。
ゆーきが座ってるよ。
んで、ゆーきの膝上にアタシ。
こんな子だったのかゆーき。
3カ月目で判っちゃったよ。
デレッデレだね。
「ゆーき…」
「ん?」
「正直ハズい」
言いつつアタシもアタシでしっかり手ェ繋いでるけど。
シートベルトの如く腰に回された手を。
「俺平気」
「いや、勘弁してほしい」
そんなカップル何処にもいないでしょ
って手を離すとゆーきは「あっち見てみ」と指差した。
「ん?……ホント、公共の場では勘弁してください」
アタシ達と同じ格好で、キスしちゃってるよね
見間違いじゃないよね
「俺らもするか?」
可愛らしく首を傾げるゆーき。
…いや、引っかからないよ。可愛い顔してそんなこと言われましても。見た目みたいに軽くないからねアタシ。
「ゆーき、そろそろバス停着くから離して」
しぶしぶ離してくれた。
そして、ゆーきの家に行ってゆーきの満足するまでイチャイチャした。
まぁ、セックスもしましたよ。そして、再びイチャイチャタイム。
この子そんなにデレる子だったけ?
お風呂も一緒に入ったよ。
普ッッ通に胸揉まれたけど。
ゆーきの家、泊まったし。
なんて言うかさ、こーゆーの幸せって言うんだろうね?
ドキドキしてフワフワする感じ。あと、あまーい感じ。
幸せだなぁ
学校でイチャイチャ禁止って言ってる分だろうな…。
いや、充分イチャイチャしとるなこのおバカゆーきは。
暇があれば人の少ないトコに連れてってからキスしてるし。
階段裏の余計なスペースだから誰か覗き込まないかってハラハラする。
授業中は授業中で手ェ繋いでくるし。繋ぎ返すアタシもアタシだけどねwwwww
休憩時間はゆーきの膝上にちょこんと座らされる。しかも腰に腕を回されてる。バスの時みたい……
「ゆーき…ハズい」
「俺平気」
「ゆーきは平気でもアタシが平気じゃありません、離して下さい」
「嫌」
「離してよぉ」
「休憩時間終わったらいいよ」
「休憩時間終わってんだけど」
「この授業終わったら」
「ちょ、待て、マジ。授業中は勘弁してください」
「じゃあ同棲しよ」
突然ゆーきは凄い事言ってきました。有り得ないくらい突然。
「ゆ、ゆーき、同棲の意味判って言ってんの?」
「ん。未婚の同居」
「なんでそんな事は判ってるのに勉強判んないの!?ゆーきが頭あんま良くないから笹原の財布寂しくなるじゃん」
「ん?何?笹原に雇われてんの?」
「ゆーきの特別授業」
「あぁ、それで夜原来てたんだ」
「うん。それなかったらアタシとゆーき結ばれなかったんだよ?」
「笹原に感謝してんならもっと俺を構って」
「それとコレは別」
アタシはゆーきのほっぺにキスした。
ゆーきの顔はりんごみたいに真っ赤になって更に腕の力が弱まった。
その隙に逃げましたwwwww
自分の席に戻った瞬間、ゆーきは目を光らせた。
「夜原、明日荷物持って俺ん家集合」
いきなりの発言に目を丸くすると、
「家出するかの如く荷物持ってきて」
って…
「ちょいまて。アタシは今一人暮らしだよ?」
「なら俺が行く」
そうきたか
「ゆーきの親が良いって言ったらね…ってゆーき!!」
「昨日言ったらおKでた」
おぃ
Σ(」゜□゜)」ゆーきの親ぁぁぁぁぁ!!!!!
「まぁ、ゆーきとずっと一緒に居れるだけいいけどね」
「因みに「優羽ちゃん一人暮らしだから一緒に居てあげた方が良いかもね」ってオカンが言ってた」
なんですと
ゆーきのお母さんある意味感謝
だが、流石に……天国に居るアタシの両親がどう言うか…
「そいや俺もう18なんだし結婚出来るじゃん」
「うん、で?」
「優羽を俺に下さい」
あれーなんか可笑しいよー
言い方変だよー
初めてエッチするときみたいな言い方だよねこれ
てか、初めてゆーきに名前言ってもらった
「こんなアタシでもいいのなら…裟蔵優羽になってもいいよ」
これ、絶対顔真っ赤だ///
ゆーきのプロポーズに思わず真っ赤になってるよ今。「親から許可貰ってくる様にね?アタシはおばちゃんから許可もらわなきゃ」
「それも「認証済みですねわかりました」わかってんじゃん」
アタシ今絶対顔真っ赤だ
「でも、せめて結婚は卒業してからってさ」
でしょうね
「そりゃね。まだ結婚は早いよ……婚約者同士ってことでおK?」
「今はな」
ゆーきは笑顔でアタシのおでこにキスして、帰ろうとアタシの手を引いた。
初めましての人もGREEで知っている人も読んでくれてありがとうこざいました。
どうも、葉月煌牙です。
この小説って…なんかイチャイチャしとるだけの代物になってしまった
この2人みたいなバカップルになりたいわボケェ
って感じですねwwwwwww