王女と教授 その2
レベル99でD+レベル100でC-評価になります。
学園十傑のクレア、アリシアはB、B-に当たります。
帝国幹部会は全員Bランク以上
士官学生は過去は平均E+ 現在D+ 十傑はC-からBに相当します。
暗黒大陸、魔獣、未開部族、亜人達が住まう大陸。大陸北上にはイシスというエジプトの当たる国が唯一人が住まう国になっており、他は未だ開拓中である。
ヨーロッパ大陸は戦争をする余裕があるほど、魔物の被害はなく、ダンジョンに入らない限り、そう強力な魔物は出ない。
戦場に散った人間の魔素は地中に吸い取られ地下に通じる魔石の鉱脈かダンジョンに吸い取られるが、暗黒大陸は森が、砂漠、洞窟、海が広大なダンジョンとなっており、ダンジョン内にコミュニティーを形成する民族や、それらに適応できる種族亜人が住む土地となった。
彼らはヒュムと比べ、強大な魔力や、技術力、戦闘力を誇るがヒュムの数の暴力には勝てず、奴隷、迫害といったものから身を守る為、暗黒大陸に逃げ延びたと聞く。
強力な自然のダンジョンに守られた天然の要塞に住まう彼らを追う国も存在しないが、この二年程で状況が変わってきた。
異世界人が暗黒大陸に渡ったのである。
強力なダンジョンをものともしない戦闘力を誇る俺達は彼らの住まう国、集落にまで辿り着くことが出来たのである。
初めは、人形師が人形制作のインスピレーションを得る為にエルフの容姿やドワーフの技術力を知る為に渡った。
あの人形マニアは自身が作る人形以外、あまり関心を持た無い為、迫害といった概念、美意識の強いバカである為彼らに害をなすことなく、ある程度の交流を持っているらしい。現在はイシスを拠点にしながら新たな人形造りに励んでいる。
で次に来たのがロマリアの使者として勇者が訪れた。
ロマリアは人形師の引き入れと、暗黒大陸の植民地化を目論んでいたが、勇者は単純一途のお人好しではあるが、バカではない。彼らの目的を知っていた為、先住民に干渉せず、ダンジョンから脱出できない民族を救出したり、またボランティアをしながら大陸を開拓していった。
亜人の奴隷化、人形師の引きこみに失敗し、勇者に救われた民衆は国ではなく勇者を慕う用になった為、痛し痒しである。
で此処までが暗黒大陸の説明してきた俺が何を言いたいのかというと。
「暗黒大陸の遺跡調査したいから許可を下さい。」
「Non」
即答だった・・・・
王宮の寝室で茶を飲んでいる7つ下の少女に頭を下げて、速攻で断られたもうすぐ25になる男が青空のもとに居た。
つーか俺だった。
「ひゅっ ひゅい! Why!? 何故に駄目なんだクラリス!?」
「(ひゅい?)冷戦中に七英雄が西ヨーロッパを堂々と渡れると思っているんですか?」
ぐ、やはりそうなるか。 いやねマリアたちは亡命という形で此処に留学しているから俺もいけるかな~と思っていたのですがやっぱ駄目か~。
「ばれない様にこそっと行k「出来るわけないでしょう。」ですよねー。」
くっ流石に一国の王女。昔と違い公私をしっかり弁えているなぁ。
「あなたは あの時(内戦時)選択しました。
国に関わらず、帰還方法を模索する為にガリアを見捨てるという選択肢を取らず国を救い、関っていくという選択を・・・・
ですから私は貴方の厚意に甘えず、自国の国力をあげる為にも国政に携わり、貴方の心残りが無いようにこの国を守っていくという選択を取りました。」
「私も貴方の帰還の手助けを最大限協力しますが、無用な混乱を招く事は許可できません。」
「これは 参ったな。 流石に浅慮だったな時期をみて、また頼むことにするよ。」
「分かっていただけたようで幸いですわ。」
立派な王女様になったなぁ あかん急に老けこみそうになった。
「・・・所で今になって暗黒大陸の調査とは、何か手掛かりでも?」
「黄泉の入口とクルトの民の資料を見てて気にかかることが出てきてね。 ま 報告するほどのことでは無いんだが、確証を得る為に異大陸や異文化に触れようと思ってね。」
「帰還方法を探すのもかまいませんが私を含め貴方を慕っている人たちを蔑にしてはいけませんよ♪」
う゛ここで急所を突いてくるか。
「わ・・悪い。」
「ま 私も職権乱用で貴方と逢瀬を図っていますが、皆さん貴方の事をあちらの家族と同じように貴方を愛する為にそれぞれが貴方に力になってくれる人々の気持にも応えてくださいね。」
そういって彼女は俺の胸に頭を埋め、人差指で俺の胸を突く。
「ク、クラリス?」
「私の気持ちを知っていて、クレアさんの求婚を受け入れましたよね、結果的にマリアさんとミーナさんによって防がれましたが、もし ひくッ 優勝してたら ヒック そんなに意地悪して私が嫌いなの? 私も貴方の寵愛を受けたいのに。」
お゛い 公私を分ける王女はどこ行った。 実家に帰ったのか? 急に甘えだしぞ。
「ま まさかこのお茶!?」
「はい 火のワイン(蒸留酒)と恋の魔法を少々混ぜています。」
「アリシア!? いつから てか侍女兼従騎士がなに王女に盛っているんだ?」
「最初からです。姫様も合意しています。
「気にすr「ムチュ」んんんんんむ」
アリシアに気を取られてクラリスに唇を奪われる。
「ぷはぁ❤うふふ 貴方とのキスも久しぶりですわねぇ❤ナミさんやカグヤとばーっかり抱いて私にはキスだけなんて… 忙しい政務の中で貴方の逢瀬を思って努めてながらもこの瞬間を夢見てきましたの。」
「あのな クラリス? 俺もその気持ちは嬉しいんだが、こういうのはお酒なしでヤろうな? てか国王が泣くぞ?」
「国王からOKでてます。 娘をよろしく婿殿とのことです。」
あのくそオヤジ!
「・・・・ナミの機嫌が「私も混ぜてくれるのならいいですよー」おい主を見捨てんな!」
「おや?では4Pになりますね ナミさん。私も姫様も始めてですので、ご教授をお願いします。」
「さり気に自分を数に入れるな。止めろ!」
「ご安心を責任を取れとは言いません。会長を出し抜き寵愛を受けれるこの好機逃すわけにはいきません。 あぁ想像しただけで私は私はぁあぁぁぁぁ❤❤!」
想像だけで身をよじらせ息遣いが荒くなる変態騎士兼メイド
「おい いろいろ漏れてるぞ。」
「貴方の事を思うだけで4回はイケます。」
「私は主様と繋がってますから常時イッてます。」
「え゛そうなの?」
「肉体で繋がった時になんてもう もう❤」
「アキラさん♡ 私の疼きをぉ 止めてぇ。」
「主様❤」
「ハァハァ せんせぇ❤」
「・・・・・・・・・」
ナミの時は魔力供給、カグヤの時は命がけの闘争の際、生存本能と生殖本能でお互い気が高まって・・
で、今回の事を含めて・・・
翌朝、熱帯夜の狂乱じみた情事の後、汗と男汁と女の性の匂いが充満する中、俺は自覚した。
俺は猿だった。
又かよ この男!
濡れ場を外伝にして書こかな?




