華麗なる留学生はスパイ!? その5 教授のゲーム
作者「登場人物が多くて作者も覚えきれません適度に減らすか?」
十傑一同「止めて!!」
まぁ 新たに増えたのは5名だし まだいいかw
ガリア王立士官学校には貴賎問わず実力が物を言います。
よって生徒会や風紀委員も実力者でなければ務まりません。
上位10名の振り分けは以下の通り。
生徒会に三人、部活連合に二人、委員会に一人、留学生に三人 そして無所属に一人です。
まぁ今後の訓練次第でこの序列も変動することでしょう。
だからあの恥ずかしい渾名も皆さん早く忘れてください!
歌姫とか姫騎士とかではなく、大姉御ってなんすか!?
お姉さまではなく、大姉御!?大姐御!? 誰ですかこんな渾名つけた人、今名乗り上げるなら4分の3殺しで許してあげますよ!?
風紀委員のジークと対をなす姐御肌から着いたとか。 確かに座学や源呼吸を指導し面倒見が良い姉気分と思われたのでしょうが・・・
まぁあまり目立つ事は避けたいですし、渾名もそんな物でいいのか?
で、現在その上位10名が教授が話があるとの事で今回、教授の研究室に呼ばれ現在一同に会しました。
これはチャンスでは?将来脅威になるであろう幹部候補生をじかに見れます。
まぁ初めから強いと分かっていた生徒会メンバーと風紀委員長、帝国幹部さん、ブリタニア組を除いた三名が今回の調査対象ですね。
前回(メタ発言)私が聞き込みや、職員室に忍び込んで作成した調査書でもこの三人は曲者ですね。
ジョン・ドゥ
フィオナ・カストール
ケント・イェーガー
上から暗殺者、狩人、黒魔術師で、源呼吸の才能が最も高い3人です。
気配を消すことに長け、一撃の威力が高い攻撃手段を持ってます。
上位4名は既に一国の将軍クラスの実力者。 (ミーナちゃん既に帝国幹部ですし)
一体何の目的があってここに集められたのでしょうか?
親睦会?
そうこう考えてるうちに教授がやって来た。
「今回は皆さんに殺し合い(笑)をしてもらいます。」
・・・・バトロワ?
まぁこの人が冗談を言うのは今日が初めてではありません。 大抵はこういったギャグを入れますので皆さん今では大抵スルーします。
「・・・・というのはもちろん冗談で、呼び出しのは他でもない源呼吸も皆覚え始めて、そろそろ実戦で試したくなってうずうずする頃だからな。訓練場をいくつか解放して競技大会を行おうと企画した。 今日集まってもらった皆にはその全校生徒の観る中でデモンストレーションをしてもらおうと思ってな。」
このメンバーを揃えるんだから唯の競技じゃないんだろーなー。
「競技内容だが、この優勝杯の争奪戦だ。ペアを組んで5組に分かれて行う先に杯を手に入れた奴が勝ちだ。もちろん武器あり魔法あり源呼吸ありの何でもありだ。無用な死人を出さないためと実力差を考慮に入れてこの帽子を被ってもらう。」
頭頂部にペイントボールを仕掛けたヘッドギアを取りだす、
「これを割られた者は失格 即退場だ。」
ほほう、それならやり様によっては生徒会長にも且つ称賛が出来ますね。
「つまり自分のペイントボールを割らずに優勝カップ(聖杯の模造品)を見つけ出すか敵選手を全滅させるかしたらゲーム終了だ。 勝敗にかかわらずこの競技内容も成績の評価をつけるぞ。何か質問があるか?」
「えと、ペイントボール以外の部位の攻撃は反則ですか?」
「それにほぼ実戦形式では危険では?」
おお流石この中の良心クリスタちゃんと生徒会長 うん 私も死にたくないぞ☆彡
「おっと説明し忘れてた致命傷のダメージを肩代わりする身代わり人形を全員に配る。勿論身代わり人形が砕けても退場だから。」
「参加者の成績を評価する場でもあるのは理解しましたが、肝心の優勝者に商品は無いんですか?」
これはフィオナさんいいことを訊いてくれた。そうだ賞金か賞品つけろ!! 成績よりもやる気が上がるぞ!!
というか効きにくいことを訊くなこの人は。 流石、狩猟民族(多分)農耕民族の私とは違いますね。
周りを見ると皆、何かしら賞品が欲しいのだろう。 名誉だけでは食っていけないのだよ先生。
「ふっふっふいいだろう 優勝したペア若しくは個人にそいつの望む報酬をやろう!」
「さぁ 願いをいえ。 どんな願いも(俺に可能な範囲で)一つだけかなえてやろう。」
シ○ンロンの声真似(激似)で太っ腹なことを言う教授。
この商品でこの場、全員のやる気はかなり上がった。 皆現金だねー。
くくく これは本気で勝ちにいかせて貰おうかな。 景品は何にしてもらおうかなー。
一週間後、士官候補生十傑による 聖杯争奪戦開始!!
次回はお祭りだー




