概念崩壊の法則(強さの秘密) 5/7修正
アキラはチート能力は持っていません。
与えられた能力は無くチート戦法、工夫をこらして戦います。
二年前突如この世界“アース”の小国ガリア公国に落ちた渡辺 彰は当時、22歳の唯の大学生(教師の卵)であった。
小説や漫画によくある能力補正はなかったが異世界の言葉が通じ、読み書きが出来たのは幸いした。
路上で歌を唄い、紙芝居など吟遊詩人の真似ごとをして金を稼ぎ、情報収集して分かったのがこの世界がゲームや物語の様な剣と魔法のファンタジーの異世界であること、魔物を狩ることで魔素を取り込み肉体、魔力強化が出来ることである。
しかし、彰はスポーツとして、格闘技を修得しているが、魔物を狩れる程の実力は持たない。
元いた世界でも野犬や猿など人間が素手で勝てる動物には1,2匹位勝てるがそれ以上の数や大きさだと厳しい、熊なんかライフルを持っていても挑まない。
ならばと、RPGなどの相手の弱点を狙う方法で狩り続けレベル上げを図った。
「概念崩壊の法則」アンデット、石像、悪魔系、に、回復薬、金の針、聖水、をかけるといったアレである。
ただ、人前で下手にこの方法を行うと真似されるので、鞘に聖水や回復薬を仕込み剣に濡らして斬る。
弓矢の矢じりにも同様に仕込んで狩り続ける。 銃もあるのだが高くて手が届かないし火薬、弾丸を揃えるより、弓矢や短剣の方が後で拾って回収できるからお得だ。
端から見たら一撃で魔物を狩り続ける凄腕ハンターだ、初めは動きの遅いゾンビを狩りまくり、レベルを上げて、教会やギルドに布施、料金を払って蘇生魔法、状態異常回復魔法を修得出来るレベルまであげた。 (低レベルでは高等なスキルは修得出来ない)
慣れてきたら、石像、下級悪魔を狩り、ドラゴンゾンビ、リッチなど高位モンスター屠り続けた。
強力なドラゴンゾンビやアンデットキング、巨像(ワ○ダに出てくるサイズ)など彰の前では敵ではなかった。
また上記の魔物は大抵、遺跡に多くいたため幾つもの遺跡を踏破し、隠された財宝、歴史から失われた古代魔法を修得、高位精霊との契約など強力な力を身につけることもできた。
異世界に来て僅か1年で体内魔力量を測定不能まで上げてしまい有用なスキルを修得、また新術の開発、スキル修得率の最適化など自分の引き出しを増やしていった。
いつしか、内戦を鎮圧、隣国の帝国をも相手取るなど、話題に事欠かない存在となるが、長くなるのでその話は省略する。
そして2年の月日が流れ、現在は、ガリア王立士官学校で週に1度教鞭を取り、世界中を飛び回っている日々を過ごす。
どこのインディー ジョーンズだw いや世界的に悪名も広がってるからモリアーティーかな?
古代兵器、古代魔法、上位精霊、膨大な数のスキルに加え魔力量測定不能はアキラの実力のほんの一部にすぎない。
俺の強さの秘訣は「ハメ技」「裏技」「魔改造」この三つであろう。
なんとも主人公とは、程遠い能力だorz。
皆さんも覚えのある魔改造レベルアップです。w