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【カリスマ床屋さん】200文字

作者: とーよー

床屋のオヤジが『コチラえどーぞ』と、鏡の前に、案内した後…鏡で俺と目線を合わせ、何気ぬ顔で、こう聞いてきた。



「今日はどういった感じのボーズにしますか?」


『しねーよ』


「じゃあ、どうします?」


「…普通に…短めで…」


「ボーズくらい?」


『いや、ちがう』


「ふざけんなよ」


『お前がだよ』



床屋というのは、なんであんなにも、眠くなるもの…なの…だ…ろ…う…か?―と、起きたら完璧ボーズだった。


最高に似合ってなかった。


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― 新着の感想 ―
[一言] ある意味、カリスマとは常人には理解できないもの。 二人のやり取りが面白くて、ラストも予想どうりで、それがまた面白くて、つい、笑っちゃいましたよ。
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