表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

こり

作者: 歌川 詩季

 睡眠不足なら爆睡で解消できるのに。

 首の こりは

 左右のすじにそって

 一直線にならんでるキーボードのキーが

 いくつか飛び出してるのを

 順番にごりごり押していって

 たいらにひっこめてやるようにほぐす


 肩の こりは

 首のねもとから腕のつけねまでのあいだに

 油粘土のかたまりが埋まってるのを

 黄色い炭酸飲料のちっちゃくて細い(から)(びん)

 飲み干したあときちんときれいに洗ってから

 そのまるい底でぐりぐり押してやって

 たいらにかたまりをのばしてやるようにほぐす


 でも いくらやったところで また

 キーボードのキーは飛び出してくるし

 油粘土はかたまりをつくる


 首にも肩にも こりがなくなることはない

 これは自由詩ですけれど、最近、自由詩より歌詞が増えてるなぁ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 キーワードの医薬部外品に笑ってしまいました。  原因を取り除くことはできないので、こまめにほぐしていくしかないのでしょうけど。小池はもう手遅れ(笑)。  歌川先生はなんだか変な寝方をしておられるご…
スマホやパソコンで首や肩にこりを抱えている人は多いでしょうね。 気長に付き合っていくしかなさそうです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ