どんなときにいても
どんな場所で騒いでても
あなたの言葉は逃さない
格好良く言えば
階段を降りるとき
わたしの背中越しで
もう大丈夫か、と声をかけてくれた
あなたが、わたしが正面でいるときは
他愛もない話から
冗談まじりの話から
友達の恋愛事情とか
そんな話しかしないでいたのに
たぶん、今まで
いちばん心配してくれてたのは
間違いなく、あなたで
今も心配してくれているのは
まぎれもない、あなたなんだろう
誰が何と言おうと
だけど、
わたしの背中越しに言ったタイミングは
戸惑いと何か別のきっかけが
あなたをそうさせたのかな
本当に心配でいるから
遠慮することもなく
わたしは言葉を待っているだけ
それ以上でも
その他のことでもなく