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2-118.『鉱山の邪精霊』は『青く』、『月の女神』は『赤い』

「本当に美しい青ですわね。」


「色を被せるのが、難しかったのよね。」


「わーたーしーが、作ったのぉ。」


はいはい、ライリューンは、黙っててね。


普通、ガラスには 色がほとんど ついていない。色ガラスは、普通のガラスに 金属の酸化物を着色剤として 使ったものだ。


今回、オリンピュアスに提供した 赤と青のクリスタルグラスは、無色透明なクリスタルガラスの表面に、薄く色クリスタルガラスを かぶせる方法で、作り出した。


色被せのクリスタルガラスの上から、精緻な彫刻を入れ、カットを やや深めに入れることで、下層の無色透明なクリスタルガラスを引き出し、色クリスタルガラスとの鮮やかなコントラストをつくる。 この切り込みの角度や深さによって、色合いのグラデーションを楽しむことができ、淡いグラデーションが生まれる。これは、吹き竿にとった透明クリスタルガラスに色クリスタルガラスを、手作業で被せることで生まれている。 アンターナッハ商会の工房で、クリスタルガラスの加工を してもらっているのだ。 販売するのは、ライリューン商会だけどね。


水を注ぎ、光をあててみる。


グラスの向こうには、エウリュアの顔。 そして、グラスから広がる 青色の幻想的な輝きが、覗き込むオリンピュアスの顔を染めていた。



[美容師の娘]  【 2-118.コバルトブルーとセレンレッド 】



「で・・・出来たぁ。」


シュー生地に、果肉が入り苺クリームをつめたシュークリームを食べていると、研究室の外から大きな声が聞こえた。 ライリューンだ。 ついにクリスタルガラスが、完成したのだ。 ここまでたどり着くのに 1か月以上の時間が かかっている。 急がなくてはならない。 カジノのグランドオープンまでに、何種類かのクリスタルガラスを 用意しておきたいのだ。


私は、大急ぎでシュークリームを食べた後、ブレンドした茶葉に、ベルガモットの柑橘系フレーバーを付けた紅茶を入れた。 いわゆるアールグレイ。 ベルガモットの柑橘そのものといった、落ち着きある芳香が大きな特徴で、ミルクと相性が良いため、私は、ミルクティーとすることにした。 熱いのでふーふーしながら、飲まなくてはならないけれども・・・。


「アリー、できたよっ。」


ミルクティーを飲み終え、全ての飲食の証拠隠滅を終えた時、ライリューンが、駆け込んできた。 手には、焼きあがって 冷やしたばかりの、2枚のガラスを持っている。 無鉛のクリスタルガラスだ。


「良かった。 なかなか上手くいかないから 心配してたんだ。」


「そうだよー。配合比率を決めるのが、大変だったんだからね。」


「うん。 分かる。

 私も、炭素繊維に、ホウ酸や臭素やリン酸を配合したから。

 ホント、大変だよね。(1回で出来たけどねっ。)」


「そっかぁ、向こうで、アリーも 苦労してたんだね。」


「手探りで、やっていかなきゃダメだからね。

 難しいよ。 初めての物を作るって。」


「そう、何回も失敗して、やり直しての繰り返しだもん。

 何千回、失敗したか 分かんないよ。

 この1か月、何度、心が折れそうになったことか・・・。」


「うん。 分かるっ。

 たぶん、試行の回数は、わたしのほうが、ちょっと少ないかな?

 ライリューンも、頑張ったね。」


いやぁ、ライリューンは、粘り強い。 私だったら2~3回失敗したら、違う方法を考えるね。 何千回って、あり得ないでしょ。


クリスタルガラスを受け取り、軽くぶつけてみる。


 チンッ


普通のガラスとは違う、特徴的な金属的な音。 これこそが、クリスタルガラスだ。


「じゃ、色ガラスを作ろっか?」


「えっ?」


そう、ここで完成ではないのだ。 今できているのは、クリアな無職の透明クリスタルガラス。 私たちは、ここから色付きガラスを 作らなければならない。


魔王テレサさんのご要望で・・・。


「あぁ、ライリューンは、休んでて。

 紅茶と、シュークリームも用意するよ。」


「うそっ。 アリーありがとう。 嬉しいっ。」


テレサさん曰く、通常の透明の鉛クリスタルグラスは、既に存在するため、無鉛であっても透明なものは、同程度の価値しかないと、見られてしまうそうだ。 ワンランク上のクリスタルグラスシリーズと見てもらうためには、透明だけではなく、さまざまな色のグラスを作る必要がある。


そして、最低でも、青だけは作っておくようにとの指令・・・。


これは、ロイヤルブルーの無鉛クリスタルガラス製のグラスを王家に献上しているかどうかで、このグラスの商品価値が、全く違ってくるという理由からだ。


ということで、シュークリームを食べながら、紅茶を楽しむライリューンの横で、青色のクリスタルガラスを、作っていくこととなる。


青は、この前、ナカヨシに作ってもらった ラピスラズリ石、つまり瑠璃を使えば、いいと思ってたんだけど、テレサさんから、ダメ出し。 「あんな高い天然石は使えないし、人工の物も、ナカヨシと、アリーしか作れないのではダメ。」と言うことであった。


うん。 私は、アレ作れないんだけどね。 仕方がないので、違う何かで代用しなければならない。



******************************



英語で『ゴブリン』とも訳される『コボルト』は、鉱山に住む邪悪な精霊。


坑道や地下に住み、尖ったフードの付いた服を着ていて、シワのよった小さな顔。長いひげを生やした 老人のような風貌をしているとされる。


この『コボルト』の名前からとられた鉱物こそ『コバルト』である。 コバルト鉱物は、冶金が困難なため、コボルトが坑夫を困らせるため、魔法をかけていると考えられたのが 由来である。


赤熱した単体のコバルトに 水蒸気を接触させる。 これで、出来るのは『酸化コバルト』だ。


「ねぇ、なんでアリーは、眼鏡をかけて、マスクをしてるの?」


「ライリューンも、つけたほうがいいよ。

 そっちに、安全眼鏡とフィルターマスクを置いてあるから。」


『酸化コバルト』を扱うときは、粉塵の拡散を防ぎ、接触を避けなければならない。 もちろん、作業中の飲食、喫煙が、許されることはない。 シュークリームも、紅茶もアウトだ。


『酸化コバルト』は、飲み込むと有毒。 吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれもあり、発がんのおそれすらある。 接触すると、アレルギー性皮膚反応を起こす場合もあり、皮膚に付着した場合は、多量の水と石けんで洗う必要がある。 万が一、吸入してしまった場合は、空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で 休息させる必要がある。


もちろん、私は、安全眼鏡とフィルターマスクだけではなく、顔は完全に覆っているし、手袋も完璧に着用している。 実験には、危険がつきもの。 こういう準備が、事故を防ぐのだ。


「アリーぃぃぃ。 先に言っておいてよ。」


いや、実験室で、ものを食べる方が悪いっ。


さて、騒ぎながら、部屋の外に出るライリューンは、横に置いておいて、ボーキサイトを取り出す。


ボーキサイトは、アルミナを55%程度含む、アルミニウム鉱物の混合物だ。


まず、私がやらなくてはならないのは、ボーキサイトから、二酸化ケイ素、酸化鉄、二酸化チタンなどの アルミ以外の45%を除去することだ。


『ボーキサイト』を『水酸化ナトリウム』の熱溶液に溶かす形・・・250度程度の高温の溶液で 洗浄する。


この過程で、ボーキサイト中のアルミナが『水酸化アルミニウム』に変換される。 二酸化ケイ素、酸化鉄、二酸化チタンなどは、固体として残り、溶液中に溶け込むことが無いため、固体の不純物をろ過することで 除去すればOK。


除去した後にできる溶液を、冷却すると、溶けていた『水酸化アルミニウム』が、白色の綿毛状固体として沈殿する。


よしっ出来た。


この、『酸化コバルト』と、『水酸化アルミニウム』を配合し、金属亜鉛を気化させて作った『酸化亜鉛』を混合する。


後は、焼成だ。 窯の中に放り込み、焼く。 温度は、900~1000度。


隣合う原料粒子を接着させる。粒子間のすき間が小さくなると同時に、表面張力により、全体が収縮粒子間に結合が生じて 緻密で青い物体が出来上がる。


よしっ。 『コバルトブルー』の完成だ。



ルイージ・ヤックテ・ナールは、オフラーンス国の化学者である。 彼は、貧しい家に生まれ、魔法薬学の勉強のため、オフランスの首都パーリに向かい魔法化学の勉強に励んだ。


このオフラーンス国の内務大臣ジャーン・アントワーヌ・プタルシャは、化学者でもあった。 プタルシャは、伯父にならい魔法薬学を修めた後、パーリにて化学の分野で名を馳せる。


この名声により、皇帝ポレオンナに内務大臣に任命されたプタルシャは、病院、助産師、刑務所、救貧院、ルルブー美術館、街路、高速道路、運河、国立高等鉱業協会再編、県・市議会の根本的行政構造の改革、初等中等教育システムの設計と実装などを 10年でやり遂げた。


その彼が、必要としたのが、ロイヤルブルー・・・青色の顔料である。 内務大臣プタルシャは、化学者ルイージ・ヤックテ・ナールに、ラピスラズリ石を使わない 人工的代替品を開発するよう委託した。


ナールは、試行錯誤を重ね、コバルト塩とアルミナの混合物にたどり着く。 純粋で魅惑的なブルー。 安定性に優れているだけでなく、乾燥が早く、他の色とも安全に混ぜることができる色素が完成したのだ。


『コバルトブルー』の誕生である。


そう、私は、ナカヨシに教わった、フルーク王国では、ほとんど知られていない『ナールの実験』を再現したのだ。



「もう、入っていい?」


タイミングよく、ライリューンが 戻ってくる。


「青色が出来たから、おねがいっ。」


「ん? なに?」


配合原料である『コバルトブルー』を、クリスタルガラスと熔融して、青色のクリスタルガラスを作らなければならない。


配合比率は・・・。


「じゃぁ、外の窯で 配合を 試してねっ。」


「えっ? ちょ・・・ アリー?」


出来たばかりの『コバルトブルー』をライリューンに持たせて、研究室から放り出す。 よし、これで青色クリスタルガラスは、完成ってことにしよう。 まだ、出来てないけど・・・。


次は、赤色よね。


塩化金酸と、酸化第一錫を使えば、できそうだけど、金が高いんだよねぇ。 原価率が高すぎるので、絶対に テレサさんに怒られる。 仕方がない。『セレン』を使おう。


月の女神『セレン』の名を冠されたこの元素は、元素の周期表上で、地球を意味するテルルの1つ上に存在する。『O S Se Te Po Lv』・・・ライリューンの呪文の『おーすげーSっくすてくは、Poルノなみ、れべるたかっ』の『Se』と『Te』だ。


『地球』であるテルルの上に存在し、テルルより後に発見され、よく似た性質を持つため『月』・・・『セレン』と命名されたのだ。


セレンは、ガラスの熔融中に揮発する傾向がある。 なので一緒に 酸化亜鉛や、酸化ホウ素、アルミニウムおよびケイ素のような 還元剤を使用しなければならない。 そして、一番の問題が、カドミウム使う必要もあることだ。・・・不安だ。 けれども、金を使用しないという条件では、他の方法が思いつかない。 ナカヨシには、黙っておこう。


まずは、鉄粉を過剰の単体セレンと混合し、加熱して、セレン化鉄を作る。 これを塩酸で分解。 水素を含むセレン化水素を発生させる。 セレン化水素は、分解しやすく、赤色セレンを遊離しやすいため、繊細な操作が必要となる。 でもって、コレを「ポイっ」と 硫酸カドミウムの水溶液に放り込む。


こうすることで、赤い『セレン化カドミウム』の沈澱を作るのだ。


この沈殿物を、ろ過して水で洗い、乾燥させる。 これが、赤色調合原料だ。 低温では、色が黄色に傾いてしまうので、クリスタルガラスの着色時は、高温で着色させなくてはならない。 この時必要なのが、還元剤だ。 酸化亜鉛や、酸化ホウ素、ケイ素、アルミニウムを()()()()()て、これを熔融するのだ。 炉で1400~1500度に加熱し、原料を加え、2時間前後、熔融すると、おそらく着色ガラスが完成する。 問題は、『適量を加え』という部分だ。


そう、配合比率が 分からない。


倉庫から、台車を実験室までゴロゴロと押して持ってくる。 『セレン化カドミウム』を容器に詰め、台車の上にドンっと置く。 『酸化亜鉛粉末』『酸化ホウ素粉末』『金属ケイ素粉末』『金属アルミニウム粉末』のボトルを 『セレン』の横に並べるように トントントンと、台車に乗せる。


準備は、完了だ。


頑張って作った『セレン化カドミウム』だ。 こぼしてしまわないよう、大事に持っていかなければならない。 研究室のドアを開け、外へと出る。陽の日差しが、まぶしい。 焦げそうっ。 思わず 手をかざす。


いつの間にか、お昼を過ぎていたみたい。 ちょうどいい。 一区切りついたから、そろそろ、お昼にしよう。


窯の横に、原料を1個1個、並べていく。


「じゃ、ライリューン。 これ、赤の原料だからっ。」


「え? 何の原料?

 まだ、青色を 作り始めたところなんだよ?

 なんで、赤? どういうこと?

 ちょっと待って。 アリー?」



=== ===== === ===== ===



待てと言われて、待つ泥棒はいない。


お昼ごはんは、マツタケご飯にしよう。 あっ、マツタケのお吸い物も つけたいな。


マーガレット、すぐ用意できるかなぁ・・・。



=== ===== === ===== ===

ナポレオンズを見たことがある人は、高評価を押して次の話へ⇒


蛇足1.手品師


 2人組マジシャン「ナポレオンズ」のパルト小石さんが、

 肺炎で亡くなったそうです。


 難しい手品より、大昔に見た、首がクルクル回る回る手品

 が、好きです。


 そんなナポレオンズですが、

 作中のオフラーンス国の皇帝ポレオンナとは

 全くぜんぜんこれっぽっちも、関係ありません。


 というか、本当に関係ないですね。



蛇足2.コバルト・ブルー


 ルイ・ジャック・テナールは、フランスの化学者。

 ゲイ・リュサックと共にホウ素の発見、単離を行った

 ことで知られます。


 薬学の勉強のためにパリに上り、エコール・ポリテクニーク

 で化学の主任教授を務めました。


 1802年、内務大臣ジャン・アントワーヌ・シャプタルの

 委託を受け、『コバルト・ブルー』アルミン酸コバルトを開発。

 この青は、テナールの名前を取って、テナール・ブルー

 ともよばれます。


 そんなルイ・ジャック・テナールですが、

 作中のルイージ・ヤックテ・ナールとは

 全くぜんぜんこれっぽっちも、関係ありません。



蛇足3.ワイン醸造における「補糖」


 ジャン・アントワーヌ・シャプタルは、1756年に生まれ、

 伯父にならい、モンペリエで薬学の勉強をします。


 その後、パリに出て化学を専攻。


 シャプタルは、他面に才能を発揮しています。肩書も、

 化学者、発明家、医師、農学者、産業家、政治家、教育者と

 幅広いため、説明が難しい人物です。


 1800年、彼は ナポレオンにより、内務大臣に任命されます。

 チャプタルは、ナポレオン政権下、フランスの初期の工業化と

 ブルボン家の復古王政の重要人物でもありました。


 彼は、1801年に国家産業奨励協会の創設者兼会長となります。


 『コバルト・ブルー』開発の委託も、産業奨励の一環と言われます。


 ワイン醸造における「補糖」も、彼の業績の一つで、加えた糖を

 イースト菌の作用でアルコールに変換し、発酵後のアルコール

 度数を高め、質の低いワインを、減らしました。


 もともとは、ベートーヴェンの難聴の原因でもある、

 甘味を増す酢酸鉛の代用として、砂糖を用いたことが

 始まりでしたが、1777年に、ピエール・マケールが、

 砂糖を加える利点は、アルコール度数を高めることで、

 未熟なブドウ果実の高い酸度とのバランスが取れること

 であると発表します。


 その後、1801年に、シャプタルがナポレオンのもとで、

 ワインの酒質と保存性を高める手段としてこの手法を推奨する

 こととなりました。


 ただし、補糖は、工業的なワインが市場を席巻し、価格破壊が

 進むため、現在、ワインに添加できる砂糖の量が、制限されたり、

 添加が、禁止されたりしています。


 たしか、ドイツやイタリヤやオーストリアは、完全禁止ですね。


 そんなジャン・アントワーヌ・シャプタルですが、

 作中のジャーン・アントワーヌ・プタルシャとは

 全くぜんぜんこれっぽっちも、関係ありません。



蛇足4.電子カルテのシステム


 徳島県の病院で、電子カルテの個人情報がロックされ

 新規の患者の受け入れも停止したそうです。


 身代金要求型ウイルスに感染したと思われるそうですが、

 基本的に病院って1日ごとにバックアップを取っている

 はずなので、そこまでは、問題ないでしょうね。


 ただし、ウイルスによる情報流出という話が、

 今後出てきそうで、怖いですけれど・・・。


 ちょっと難しいですが、脅迫文が英語なので、

 犯人が、日本語を理解しない人たちで、情報流出が

 意味をなさないことを祈りたいですね。


 しかし、タイムリーに事件が起こるなぁって思います。

 書いたら事件が起こるって、デスノートみたいですが・・・。


 今回は、徳島なので、そこまで影響ないかもしれませんが、

 首都圏で、もう1件くらい大きなものが、起こったら、

 マイナンバー保険証は、難しくなるかもしれませんね。


 = = = = = = = = =

 2-113.コーラを作ろう 2021/10/20 09:00

 蛇足3.マイナンバーカードと、健康保険証

https://ncode.syosetu.com/n6487gq/149/


 さて、マイナンバーと、疾患情報の連動。

 情報が抜かれたら、疾患と個人を繋げることが出来て、

 とっても価値のあるデジタル情報になるだろうなって

 思います。

 この、本格運用が、成功するかどうかは、おそらく

 情報流出事故が、発生するのが、多くの人が

 使い始める先か、後かによって決まるような気が

 します。

 = = = = = = = = =

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