第十五話 今度は僕が
遅くなりました。短いです。
「おい、何があったんだエル?」
帰って来たおじさんに言われた。
「おじさんはこうなるのわかってましたよね?」
弱っている僕とシロ。そんな所を小鬼に発見されると考えるのは、魔物を知っているおじさんなら容易いことだろう。
「いや、流石にここまでは想定してねーよ。ほい、服は買って来たぞ」
僕は、投げ渡された服に着替える。前のと同じデザインだ。まぁ、デザインっていっても茶色だけど。
「そういえばシロは...まだ気絶してるのか?」
僕もおじさんと同じように、シロの方を見るが何か違和感を感じる。僕はシロに駆け寄る。
僕は彼女の体に触れる。
「あれ?少し熱いっ」
少し調べてみると僕の力が彼女の中にあることに気がつく。
おそらく以前入った力がまだ少し残っていたんだろう。つまり、まだシロの魔力が意識とは関係無く戦っていて、それの影響が体にも出てしまったのだろう。
僕は彼女に入っている力を、自分の中に戻す。能力をある程度コントロールできるようになった今なら、簡単に出来る。
「シロもどうなるか分からないんで、早く家に帰りましょう」
「あぁ、帰ろう」
僕はシロをおじさんの家まで背負っていく。因みに今は能力を解除してる。
割と時間がかかり、おじさんの家に着く、シロを彼女の部屋のベットに寝かせる。その時に彼女の部屋を見たが、あまり女の子らしいものが無いように思う。じろじろ見るのもアレなので、直ぐに部屋を出て僕の家に帰ることにする。
「じゃあおじさん、また明日」
「明日?明日ってなんかあったか?」
「シロのお見舞いに来ようと思ったんですけど、駄目ですかね?」
「あぁ、そういうことか。大丈夫だぞ」
「分かりました。じゃあ、また」
「じゃあな」
僕は自分の家に向かう。おじさんが戦いについて何も言わないのが少し気になったが、まぁいいや。
タイトルの意味は分かりましたか?
続きが気になる方はブクマよろしくお願いします。




