幕間 シロ視点 戦い
修正点
第九話
背後から来た黒い槍を難なく撃ち落とす を
背後から来た黒い槍を難なく打ち落とす に
「...入って」
私は扉の前に立っていたエルに言った。
「だ、大丈夫?」
これが大丈夫に見えるのかという思いで、エルを睨む。うむ、理解したようだ。
私は彼を奥の部屋へ案内して、部屋から出て直ぐに床で寝た。ねむかったです。
その後すぐにおじさんに呼ばれて、包帯に魔力を通すことになった。
私はエルのアレを見てしまった。私も女の子であります。私は部屋をすぐに出るが、顔が熱い。
(何故⁈また、やられた?ふぅー落ち着け私 ...意識してたってバレてないように!)
そんなことを考えていると、部屋の異変に気が付いた。私が部屋を覗いてみると、アレ、じゃくて!
じわじわと赤く染まっていく包帯が見える。半分くらい染まった時、突然エルの髪と眼も赤く染まった。顔からは表情が無くなり、瞳には様々な感情が映し出されている。同時に包帯も急速に染まっていき完全に染まったと思ったら、エルが倒れた。
エルは何もかもが元通りになっている。
おじさんがエルの側まで歩いていく、その時エルは目を覚ました。おじさんとなにか話してエルは喜んでいるようだった。
エルはその後直ぐに笑顔で帰っていった。私はエルが服を着ている間に自分の部屋まで行った。
私は少し怖かった。突然変化した彼はまるで別人だった。あのエルには正直、会いたくなかった。
それからは、包帯の点検の為にエルの家に通っていた。変な視線も無くなって、赤い髪のエルにも会うことは今の所無いからひと安心してる。
そんなこんなで二ヶ月経った。冒険者ギルドの情報によると、最近は森の様子が変らしい。その為私は明日他の冒険者と一緒に森を調査することになっている。何と今回はおじさんも一緒らしい。珍しい。
おじさんも嫌な予感を感じているのだろうか。
さっきエルも話している時に外を見ていた。最近ずっと降っている雨。何故か嫌な予感がする。
その予感は的中した。
次の日、森を探索していた私達は謎の気配を感じ、向かってみると。そこには沢山の魔族がいた。
戦って直ぐにファルさんが重症を負い、冒険者部隊の大半を占めるC以外のランク冒険者の殆どと共に撤退した。
魔族の一部はそれを追い、他は私達に襲いかかってくる。私は得意な身体強化で魔族に対し善戦することが出来ているが、いかんせん数が多い。
私は必死に戦うが、まだ子供であるために直ぐに体力が尽きてくる。
そして、私は隙を見せてしまった。背後から迫ってくる死の気配、それは上空から来た殺意の塊によって潰された。
「...え、る?」
彼の髪は赤く、眼も赤い。前と違うのは瞳に映るものが殺意だけなことだった。
私はその姿を見て恐怖しか感じなかった。一瞬、自分の死も感じた。
エルはどんどんと魔族を殺していく、呆然としていた私達も魔族を殺していく。
そして、全てを倒しきり後はファルさん達を追っていったやつだけだと思ったその時、エルの背後から黒い何かが飛んでくるのが見えた。
彼はそれを難なく叩き落とす。
「貴様は何者だ?」
辺り一帯に声が響き渡ると同時に気持ち悪い色の霧が立ち込める。
「皆!シロの下へ急げ!」
おじさんの声が聞こえた瞬間、霧が体に害があり魔法であると理解した私は体内の魔力を放出して霧を除去していく。そんな中、木をなぎ倒す音が聞こえる。
その少し後に霧が晴れ、そこに居たのは。魔族のように人間と同じような姿で角が生えていて肌も青い。魔族と違うのは角の長さとそのプレッシャーだ。誰かがその名前を言った。冒険者ならば一度は聞くであろうその名前、「魔人」と。
私はそんなものが現れてさっきのエル程でもないが恐怖を感じる。しかし、この場に居ないエルが気になり探す。居た。彼はなぎ倒された木の向こうに居るのがギリギリ見える。彼は立ち上がり、一気に前へ。その動きを目で追うことは出来なかった。
次に彼を見たのは魔人と打ち合っている時だった。その時、彼の髪は私と同じように真っ白になっていた。その時、少しカッコいいと思った。
さっきとは全く違う。殺意もかなり収まり、パワーなども上がっている。戦い方は正義なんてものじゃないけど、何故かヒーローみたいだった。服は破け、抑えの包帯も無くなっている。そんなボロボロになっても戦うヒーローに。
そして彼は勝った。彼はいつものような笑顔で地面に倒れた。
「シロ!エルを運んでやれ!俺達は直ぐに村へ行かなきゃならん」
ここに居る冒険者達はまたもや呆然としそうになったがおじさんのその声で我に返り、おじさんと一緒に村へ走っていく。
私はエルを背負い、村へ走っていく。
エルの体はとても暖かくて、心地が良かった。
取り敢えずシロ視点は一旦これで終了。ちょっと端折ったかな。また、色々修正するかも。
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