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HOME Teacher  作者: tado
5/12

始まり

 桜井さんが、僕の家庭教師になって数日後。

 桜井さんが、

「家庭教師を引き受けたのはいいが、何すればいいんだ。」

と言い出した。僕はツッコみたいことがたくさんあったが我慢して、

「勉強を教えるのが家庭教師の仕事だよ。」

と言った。桜井さんは、

「そっか…何がわからないんだ。と言っても俺理系だから国語とか社会とかわからないけどな。」

「英語と理科と社会かな。」

と僕は少しうつむいて言った。桜井さんは、

「へえー、最近の小学生は英語もやらされるのか。大変だな。」

と言って、おもむろに立ち上がり台所で料理を作り始めた。

「なんで料理作ってるの。」

と聞くと、

「拓哉のママに晩飯作るのを頼まれたんだよ。」

と言われた。

「桜井さん、料理できるの。」

心配なので聞いてみた。

「まあ、少しぐらいはな。」

これを聞いて、ますます心配になったが自分の部屋で待ってることにした。

 〜約20分後〜

「できたぞ〜。」

と声がしたので行ってみると、食卓には麻婆豆腐などの中華料理がのっていた。

「味の保証はできないけど食ってみろ。」

「うん。いただきます。」

そして一口食べてみた。

「美味しい、美味しいよこれ。」

僕はあまりの美味しさにガッついて食べた。

「そうか。それは作った甲斐があるってもんだ。」

「他にも作れるの。」

と聞いてみた。

「中華料理なら作れるが他のものはイマイチなんだよな。」

「ふーん、そうなんだ。」

「いつもレンジで温めて食べてるって聞いたから出来立て食べさせてやりたいってことらしいぜ。」

「ありがとう。」

 その日は、いつもよりぐっすり眠ることができた気がする。

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