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森の中での出会い?いいえ襲撃です

誤字、脱字があればご指摘下さい

「ふ~ん♪ふんふ~ん♪ふ~んふふん♪」

ザシュッ シュッ シッ



え~、こちら歩きながら刀の切れ味と体の動きを

確かめている森林伐採王、柳生 暁です 。


すいません、調子に乗りました。

一人で寂しいんだよっ!!自分の気配察知能力を

鍛える為に魔法で索敵していないから自分の側

半径8メートルくらいしかまだ察知出来ないんです 。


シッ シッ シッ シッ シッ シッ シッ


かなり居合いの速度が上がってきたな。


シッシシシシシシシシシッ!!

よしこれで刀の扱いは大丈夫だ!!



………………寂しさのあまりかなり自然破壊を

してしまいました…

ごめんなさい。


いい加減人がいてもいいでしょ!!ていうか何故

動物すらでないんだあああ!!


はあ、そろそろ寂しさリミットブレイクです!!


「人はどこ~ 「きゃああああああ!!!!」 っっ!?」


「キター!!これは王道パターンだ、いくぜ!」



俺は声のした方に駆け出した。



「いやあああ!」


「ヘヘっ いい女じゃねえか」

「「「ぐへヘヘ~」」」

「来ないで!」



そこにはやっぱり十数人の山賊に襲われている

女性の姿があった。

これは鉄板イベントだ。

そして助けた女性に惚れられるパターンですね、

分かります。


「うるせえ!お前はもう俺達のも、ぐア!」


とりあえず女性に近寄った山賊を気絶させ女性の

前に立つ。

どこかの変身ヒーローのように、

俺、参上!!


「さすがにこれは駄目でしょ。大丈夫ですか?」



「あ、ありがとうございます!!」


ふむ、女性は無事か、良かった良かった。



「さて、山賊さん達は引いてくれませんかね?

むやみに人殺したくないんで」


「馬鹿か、てめえの身ぐるみも剥いで奴隷商に

売ってやるよ!」

「「「「がははは!!」」」」



やっぱ無理か、女性を庇いながらやるしかないか

面倒だな … 「っっっ!? 一体なんの真似?」



俺の振り向いた視線の先には……


ナイフを俺に突きだした女性の姿が。


「ちっ、やるじゃないかい?まあ、どのみち

ここで終わりだけどね」



「………なるほど

女性はエサだった訳ね」


すっかり騙された。

異世界舐めてたね、反省しなくちゃ。


…でもその前に


「てめえらぶっ殺♪」

俺の純情を弄びやがって!!

実はさっきの登場シーン結構恥ずかしかったのに

我慢してたんだからな!!


「はあ? 何言っ「ブシャアアッ」

「なっ」 「え?」「がっ?」



「居合い 【 残影】」


はい終了~♪ あまりにも酷い奴らだったので

一瞬で全員の首を切り落としたよ。


あ、ちなみにこの世界のひとは身分証がわりに

魔札っていうカードを体内にもってるんだよね。

普通はギルドカードが身分証だけど、

ギルドに入ってない人もいるし。

で、山賊とかを殺して魔札を騎士団の詰所に

持って行くと懸賞金がもらえるのだ♪


「魔札オープン 。 よし、回収終了。

それにしてもこいつら悪い奴らだなー。ついでに

アジトも潰すか、《サイコメトリー》」


これはひとの記憶を見る魔法だ。

女の記憶を読み取りアジトを確認する。



「よし、もう一仕事するか。《転移》」




アジトに到着。 さあ狩りの時間だ!!






結果を言おう、かなり溜め込んでやがった。

「金百枚、銀貨三百枚ってすごすぎだろ…」

山賊って儲かるんだなぁ…ビックリ。


ついでに山賊の装備は売る為に全てアイテムボックスの中に入れてある。

抜かりはない。



「全く無駄な時間をくったよ、日が暮れるまでに

町に入りたいから少しいそがなきゃ」




あれから数時間

「やっと門が見えてきたよ。長かった~」

ついに俺は町にたどり着いた。

時刻はもう6時半だ。

この世界の時間は地球と同じだ。

1日24時間、一週間は7日、一年は365日。

この点は分かりやすくてとても助かる。



「こんにちは~、町に入りたいんですけど」



「む、身分証は?」

ごっつい門番だな。ゴリ夫さんと呼ぼう。


「魔札でいいですか?」

「ああ」

「オープン」

「よし、通っていいぞ。ようこそイスランへ」


「どうも~」



さあ、まずはギルドに行かなくては。






さて、ギルドに到着。

うわあ、予想通りの場所だよ。

荒くれ者がいっぱいだな。

さっさと登録しよう。


「すいません、登録したいんですけど」


「はい、登録ですね。ではこちらの書類を書いてください」


受付のお姉さん、この世界に来て初めての美人!!

テンション上がるねっ


書類は年齢とかだった


「書きました」

「はい、………16才ですか?」

「何か?」

「いえ、13才くらいかと思ったので、すみません」


「ああ、よく言われるので気にしないで下さい」

そうなんだよ、俺、結構童顔らしくて昔から

年下に見られるんだよ、地味に傷つくよ。


「すみません、では説明させていただきます。

まずギルドランクはG~SSSまでの十段階で初めはGからスタートです。同じランクのクエストを十回、または自分より一つ上のランクを五回クリアするとランクアップです。また、一つ上のランクまでしかクエスト受注できません。

冒険者同士の争いには基本的に干渉しませんので、お気をつけ下さい。またクエストは同時に

何個受けても構いませんが、失敗した場合報酬の倍の賠償金が発生します。以上が大まかな説明

です、質問はありますか?」



長っ、これ暗記してんのかな。

すごいなぁ。


「いえ、大丈夫です」


「ではこれから頑張って下さい、私はマナといいます。よろしくお願いしますね、アカツキさん」



「はい、こちらこそ。あ、おすすめの宿って

ありますか?」


危ねえ、忘れるところだったよ。



「それでしたら、ギルドの側の“止まり木亭”

がいいと思います」


「ありがとうございます、それではまた」


「はい、また♪」






いやあ、美人だった!!

仲良くなりたいもんだね。




おっと宿に着いた。

「すいませ~ん、ギルドの紹介で来ました。

泊まりたいんですけど」


「ハイハイ、何日だい?」


おう、なんか肝っ玉母ちゃんて感じだ


「とりあえず10日で」

「銀貨二枚ね」


「はい」

「朝食は7時から9時、夕食も同じだよ

風呂も同じ時間に入るんだよ」


風呂!!やったね。

日本人の俺にとっては、風呂は嬉しい。


「分かりました、今日はご飯いりません」


「はい、鍵だよ。おやすみ」

「おやすみなさい」






俺は今風呂上がりで涼んでいる。

今日は色々あって疲れたな。

「明日は詰所行かなきゃな」



呟きながら俺の意識は沈んでいった。




加筆修正しました

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