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200文字小説

詐欺師と錬金術師

作者: 名野創平

「俺だよ俺」

「孝行か。どうした、電話なんて」

「俺、人身事故起こしちまって……。今すぐ示談金が必要なんだ」

「金ならいつもの口座に入っておるだろう」

「金を下ろす時間がないんだ。相手の口座に百万振り込んでくれよ」

「ははは。すねかじりの息子のせいで、わしのすねは骨しか残っとらん」

「冗談言ってる場合じゃないんだよ。早くしないと俺、逮捕されちまう」

「冗談なもんか、冗談だと思うなら二階の押し入れの中を見てみろ」

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― 新着の感想 ―
[一言] 発想がふつうに恐い。 なのりんの頭のなかって、どういう風になってんだろ? 一度頭蓋骨をのこぎりでギーコギーコして見てみたいですっ! でわでわ(^_^)
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