表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゴーレムの可能性は無限大 〜副業で探索者になったら職業とスキルの組み合わせが良過ぎたみたいです〜  作者: 伝説の孫の手
A.B.Y.S.S

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/62

第41話 ゴーレム系統

今日一日で本章のA.B.Y.S.S.編最終話まで更新しちゃいます!

更新時間は12時から一時間おきになります。

ストックはまだありますが、そのうち尽きるため、今日と明日の一斉投降を終えるとしばらくは通常の更新ペースに戻ると思いますのでご了承ください。

町田所長との急な面談と、その後の融資の件など予期せぬ展開が発生して日の翌日、剛志は横浜第三ダンジョンの支部に来て上白根さんと詳しい手続きとすましている。


色々細かい話はおいておいて、簡単にまとめるとこうなる。


融資金額は3500万円、利子は年利で5%。返済方法はドロップアイテムの買取の際の20%を払う契約だ。


そしてすでに魔石変換機の販売元も、魔石変換機を確保してくれているようで、来週の土曜日にはここに現物が来るようだ。それに必要な金額は融資金と合わせてすでに上白根さんに渡している。


他にもいろいろ制約もあったりしたが、ざっくりとまとめるとこうなる感じだ。剛志の今の規模間でも一年あれば返済可能な金額で、今後魔石変換機によりパワーアップすれば割とすぐ返せるのではないかと踏んでいる剛志だったが、あくまでも契約上一気に返すということはできないようになっているため、そこは頑張る必要がありそうだ。


そんなこんなで、まずは手続きを終わらした剛志は、その後仕立て屋に行きオーダーメイドスーツを注文し、お昼過ぎ頃にダンジョンに入っていった。


転移陣で地下20階層に跳んだ剛志は、自身のステータスを確認しながら来週魔石変換機が手に入った後どうしようか考えていた。


「う~ん、思ったより早く魔石変換機が手に入りそうだから、本格的に何をしようか考えないとな。魔石変換機はあくまでも使用MPの一部を魔石で負担する仕組みだから最小でも1MPは俺のMPを使用しないといけない。でもそれでもかなりやれることは増えるぞ」


そんな剛志の現在のステータスがこうだ。


職業:ゴーレム使い

スキル:所持制限無視・並列思考

職業スキル:ゴーレム作成・ゴーレム再作成・支援魔法【ゴーレム】・ゴーレム強化・ゴーレム異空庫ゲート

レベル:42

HP:97/97

MP:368/368

攻撃力:84

防御力:104

器用:196

速さ:108

魔法攻撃力:209

魔法防御力:238

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

所持ゴーレム数

ストーンゴーレム×30

ウッドメイジゴーレム×18

マジックハンドゴーレム×2

マジックレッグゴーレム×2

マジックウイングゴーレム×1

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


剛志がやりたいことは大きく分けると一つしかない。戦力の増強だ。そして戦力の増強とは所持ゴーレムの数を増やすことを意味する。


剛志自身のレベルが上がることで使役できるゴーレムの強さやグレードも広がるが、剛志の強みと言えばなんといっても無限に数を増やしていけるということだ。


勿論数を増やしていくとどんどん管理が大変になるし、むやみやたらに増やしすぎてもよくない。魔石変換機で必要な魔石の数や、ゴーレムを作るために必要な材料も無限にあるわけではないので、それらを集める必要もある。


「う~ん、取り敢えず今必要だと思うゴーレムは何だろう。マジックハンドゴーレムたちは、ストーンゴーレムとかに着けるのを考えるとかなりの数が必要になると思うし今は保留でいいだろう。そうなるとやっぱりストーンゴーレムの数を増やすのとウッドメイジゴーレムの数を増やすのが大事かな。前回のレイスとの戦闘を反省して何体かは常にゴーレム異空庫の中にストックしておいて、いざとなったときに召喚できるようにしたいし」


そうやって考える剛志だったが、取り敢えず今作れるゴーレムがどれだけいるのかおさらいしてみた。


ストーンゴーレム系統

・ミニサンドゴーレム

・サンドゴーレム

・ストーンゴーレム


ウッドゴーレム系統

・ミニウッドゴーレム

・ウッドゴーレム

・ウッドソードゴーレム

・ウッドアーチャーゴーレム

・ウッドクラフトゴーレム

・ウッドメイジゴーレム


マジックハンドゴーレム系統

・マジックハンドゴーレム

・マジックレッグゴーレム

・マジックウイングゴーレム


この中で、ゴーレム強化で最大レベルまで確認していないのはストーンゴーレムとウッドソードゴーレム~ウッドメイジゴーレムの計5体だけだ。マジックハンドゴーレム系統はすべて最大レベルまで上げているが新しいゴーレムが作れるようになっていないため、剛志自身のレベルが足りないのだろう。


こいつらを最大レベルまで上げるとほかのゴーレムが作れる可能性もあり、それも出来れば確認したいところだな。それにこれからはある程度MPに余裕ができると思うので、ウッドゴーレム系統もメイジ以外のソード、アーチャー、クラフトのゴーレムたちも戦力としてみたいと思う。


そう考えた剛志は、取り敢えず今あるMPを残すのももったいないと思い、まだ作っていなかったウッドソードゴーレム、ウッドアーチャーゴーレム、ウッドクラフトゴーレムの三種類を一体づつ作成した。


「『ゴーレム再作成:【ウッドソードゴーレム】【ウッドアーチャーゴーレム】【ウッドクラフトゴーレム】』」


マジックバックから取り出した木のアイテムを消費し作成されたゴーレムたちのステータスはこうだ。ウッドメイジゴーレムのステータスと合わせて紹介しよう。


名前:

種類:ウッドソードゴーレム

スキル:剣術

レベル:0

HP:90/90

MP:10/10

攻撃力:100

防御力:80

器用:90

速さ:100

魔法攻撃力:10

魔法防御力:10


名前:

種類:ウッドアーチャーゴーレム

スキル:弓術

レベル:0

HP:60/60

MP:20/20

攻撃力:120

防御力:40

器用:110

速さ:60

魔法攻撃力:10

魔法防御力:10


名前:

種類:ウッドクラフトゴーレム

スキル:木工

レベル:0

HP:40/40

MP:30/30

攻撃力:10

防御力:10

器用:200

速さ:10

魔法攻撃力:10

魔法防御力:10


名前:

種類:ウッドメイジゴーレム

スキル:無属性魔法

レベル:0

HP:30/30

MP:50/50

攻撃力:10

防御力:10

器用:50

速さ:40

魔法攻撃力:100

魔法防御力:100


こいつらは作成時に木製の装備をそれぞれ持って作成される。ソードは木刀、アーチャーは木製の弓と木製の矢5本、クラフトは木槌、メイジは木のワンド。


調べてみたところ、装備としては本当に初期レベルの弱いもので、あまり使い続けるのに向いていない。ゲームで言うとひのきの棒といった感じだ。


そうなると今後こいつらの装備を集めるだけでかなりの出費が考えられるため、やれることの多いウッドゴーレム系統だが、種類を絞っての運用を考えていたのだ。


しかし今考えてみるとウッドクラフトゴーレムの木工って明らかに生産職だよな、そう思った剛志はクラフトゴーレムに木工で何か作ってくれと頼んだ。そうすると木刀や弓、ワンドなどを作成可能なことが分かったのだ。


「なるほどね、クラフトゴーレムはこういう運用の仕方なのか、それに武器以外にも木製の物ならある程度作れるようだ。今はまだスキルの熟練度が低いので種類も少ないが、熟練度が上がって行くとできることも増えるみたいだ。でも名前がややこしくなったな。」


種類が増えわかりづらくなった剛志は、名前付けの方法を変更することにした。ソードたちはソード1、アーチャーたちはアーチャー1という感じにまとめた。それに伴って一木達もメイジ1、メイジ2に改名した。この流れで一郎たちも変えるかと思ったが、取り敢えずこのままでいいだろうと変えなかった。


そんなあまり重要ではない変更を加えた剛志だったが、取り敢えず明日以降も入用になるため、その日はストーンゴーレムのドロップアイテムの石の回収とスケルトンたちのドロップアイテムの末端魔石の回収を頑張った。


そして、その日はドロップアイテムは報告だけで買取はひとまず行わず、帰りにショップにより木や魔木などのゴーレムたちの材料を買えるだけ買って、その日は帰宅した。


そして一週間が経ち、翌週の土曜日念願の魔石変換機を手にしたのだった。


本作品を楽しんで頂きありがとうございます。

ブックマークや評価、感想、リアクションなどをしていただけますと幸いです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ