第1節:転生者
ー時は、36XX年。この世界には、『超能力』というものが存在する。火や水を操ったり、空を飛んだりと現代(三次元)では考えられないような事が日常になっている。『実力主義』俺はこんな世界に嫌気が刺してきていたー
「」=キャラのセリフ
『』・ ””=重要な事
〈〉=ルビ
【】=能力発動
* =補足など
「暇だ」
開口一番、俺の声は辺りの静寂をかき消した。
「いきなり何ですか?」
「いやスマン」
おっと、紹介し忘れていたな。
コイツは、メイドの〈万智〉だ。
え?俺が誰だって?
「我が名は・・・」 あっキャラ間違えた
俺の名は、〈影文 晃〉。
っと自己紹介はこれくらいにして
「『転生』でもすっか!」
「は~!? いきなり何を言うんですか!」
「いや~、”この世界”にも飽きたし」
「貴方がいなくなったら、今後どうなるか・・・」
「俺の知ったこっちゃ~ない!」
正直この『実力主義の世界』にも飽きてきたので、どうなってもよかった。まぁ俺が作った訳だが。
実力主義も終わっているとなると、1000年ぐらいか。
「よし!」
そして、俺は転生陣を展開した。
「じゃあ、あとはよろしく!」
「ちょっ、ちょっと」
俺は、お構いなく転生を始めたのだった。
~転生中~
「おっ!?」
辺りを見回すが、さっきまでいた場所とこは全く異なる場所にいた。
「成功したようだな」
「万智~~」
「あっ!そいや~いないんだった。忘れてたわ」
そこで、改めて”誰かが傍にいる有難み”を知るのであった。
「そういえば、今は『何年』なんだ?」
確認を取るために、能力を発動した。*今後 超能力の事は、『能力』と表記します。
【能力:鑑定】 発動!
~3670年~
「あれから1000年近くいったけど、そろそろ終わってるかな~、実力主義の社会」
「そいえば、俺はどこの高校に通えばいいんだっけ?」
正直に言って、高校生という次元ではない。なんせ、いくら生きたか覚えてないんだから。だが、中
身以外を見ると、普通の高校と同じ年齢。
「とりま、何処か調べるか」
「え?」
そこで俺は、驚愕の事実を知るのであった。
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