なんちゃって底知れぬ無
なんちゃって底知れぬ無
訪れる 無の世界
無しかない だって無の世界だもん
無 無き世界
無だらけ〜っ!
ま み め も
ま み め も
まみみ めも
まみみめ まみみめ
まみみめも
ま〜み み〜み
みみまみも
まみみみ め〜も
まみみめも
う く す つ ぬ ふ ゆ る
うん! 確かに無が無い!
いやいやいや待て待て待て……わたしよ! ここは、無だらけ何だぞ!
それは、無だらけ〜っ! て、言った時に気付こうか?
じゃあ! 何故に無が無いとのたまわったのだ! 愚かなわたしよ!
あんたもわたし何だからね! わたしを愚かって言ったら、あんたのわたしの事を愚かって言ってるのよ!
何よ……わたしあるあるはもうウンザリって態度は良く無いと思うけど!
わたし知れず……ズブズブズブズブと無の底へと沈みゆく……わたしをわたしは気付か無い……気付こう筈があろうか……わたしはわたしとの、無謀な会話に酔いしれているのだから……。
わたしはわたしと戯れ、わたしはわたしをは笑い、わたしはわたしを中傷し、わたしはわたしを慰め、わたしはわたしをなれて……
底知れぬ無の世界の、無は深いのかもしれません。
ギラギラと差す無が無に覆われ、無が吹き荒び、無の無が降り、無が無の降り、無が無の底無し大地に降り積もるり、軈て無の無が、暮れてゆきました。
お〜い! 帰って来〜いわたし〜っ!
わたしを呼ぶ、わたしは壱体誰……?