旅の記録
リューヤン
・炎山蜥蜴三叉槍
火山の火口近くに生息する竜もどきの尻尾から作った三叉槍。とても丈夫で軽く、熱に強い
・魔境羊の毛皮服
魔境と呼ばれる谷に生息する羊の毛皮で作った服。魔法をはじき、燃えにくい。
・毒沼蛙の皮靴
毒沼に生息する蛙の皮で作った靴。丈夫で伸縮性が高く、毒でも溶けない。正しく加工していないと履いた足が溶ける。
・黒刀龍滅
愛刀。小型のナイフで同じ形のものは見かけない。この世界の住人的には、くだものナイフを武器と認識して持ち歩いている感覚。
・皮の袋(薬草、携帯食、集毒草の実)
エール
・一閃
飾り気のない一本槍。しなやかに曲がり魔力を帯びる。宝槍。
・魔境羊の毛皮服
・毒沼蛙の皮靴
・皮の袋(魔力回復の種)
マッシュ
・深淵蜘蛛のロープ
魔境の奥地に生息する蜘蛛の糸で作ったロープ。性能は抜群に高いが素材の調達が困難で非常に希少価値が高い。
・魔鋼の小盾
とても頑丈だが重い。魔力の強い地域の山脈から採れた鉱石で作った小盾。
・エレファントブーツ
乾燥地帯を統べる象の皮で作ったブーツ。丈夫で汚れにくく、どれだけ歩いても破れない。重く、伸縮性がなく、足への負担が大きいのが難点。
他にも諸々生活道具や予備の装備も持ったがメイン装備はざっとこんな感じだ。
世界中を旅している一族から一級の品々の提供を受けた。
いろいろ説明を受けたが最終ダンジョンくらいの装備な気がする。
これがラスボス(父)を倒した報酬か。やはり本来負けイベントだったのでは・・
約1名戦う気が全く感じられない装備だが非戦闘員カウントなので許されるらしい。
3人の中で実質一番弱いはずの俺がルンルン気分で武器を選んでいたのがバカみたいだが、
エールからは戦闘員カウントされているので嫌がっても武器をあてがわれただろう。
また、移動用に簡易馬車と魔馬オニマルを手に入れた。
もちろん魔馬の名前は俺がつけた。
この世界では動物に名前をつける習慣があまりないらしい。
魔馬とは魔力を持った馬らしく、厳密には魔物ではないらしいが、細かいことはよくわからなかった。
見た目はカス○ード。
オニマルは気位の高い魔馬らしく、人によっては馬車への搭乗を拒否するらしいが、どういうわけか俺はすんなり乗せてもらえた。




