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1章15


それから「1週間のスローライフ」を10回ほど繰り返した。毎回少しずつやり方を変えつつもコミュニケーションに重点を置いて、俺はついに成し遂げた。


リューヤンは会話レベルが上がった。異世界言語を習得した。やりました。やってやりました。


特技:異世界言語

※リューヤンは現在小学生程度の語彙力ですので、今後もわからない単語を周りの人に聞きながら会話していきます。しかし、話の腰が折れまくるのでストーリー展開に影響を与えない内容は描写が省略されます※



【初めてでもわかる異世界村Q&A】

俺が村人に聞き込みをして得た情報を紹介しよう。


Q.どうしてリューヤンは村に入れてもらえたの?

A. 髪色がおかしいので一見魔族に見えたが、キノコに襲われていたから人間と判断された。魔物は人間しか襲わない。エールが入り口でおじさま達を説得したのはこの理由


Q.エールはリューヤンが襲われるところを見ていた?

A.エールが巡回したはずの場所(死に戻りで出現)に怪しい人が座っていたので隠れて尾行していました。


Q.エールが村から1人でいなくなるときは何をしているの?

A.村周辺に危険がないか巡回したり、狩りのサポートをするときもある。


Q.エールだけ髪色が違う理由は?

A.本人もわかってない。両親は他の村人と同じ特徴の普通の人。稀にそういうことがあるらしい。


Q.エールってぼっちなの?偉い人なの?

A.エールは族長(群を抜いて強く、年の割に賢いから歴代最年少で抜擢された)。実は1番偉い。


Q.族長?村長ではなく?

A.この村はキーフ族の若者達が子作りのために遊びに来る村。集落はこことは別に徒歩5日ほどの場所にある。おじさま達は護衛兼お目付役


Q.村が魔族に狙われる理由はある?

A.基本的に魔族は人間を見つけたら襲う。


Q.魔族が来るという情報を疑わずに聞き入れた理由は?

A.リューヤンの見た目が特殊なので、突拍子もない情報も聞き入れやすかった。完全に信じている訳ではないが、準備しなくて本当だった場合に壊滅必須なので、真剣に取り組んだ。あと、村人達が普通にお人好しな部分もある。


Q.魔族が来るなら逃げればいいのでは?あと、おじさまBは何をしに行った?

A.エール達は魔族を倒すために鍛えている部族だから可能性が低くても戦う。そもそも魔族を探すのが困難なので、来るのがわかってて逃げる選択肢はない。おじさまBは集落に戻って応援を呼びに行っている。


Q.村人達がチーム分けして魔物狩りをしていた理由は?

A.レベルアップのため。魔物を倒すと身体の中にある器に魔物の魔力を吸収して、強くなれることがある。ダメージを与えれば魔力は吸収できるので、万が一魔族に遭遇しても対応できる人数で分かれていた


Q.他に村とか部族はいる?

A.5大都市にほとんどの人が住んでいる。一番近い都市まで街道沿いに6日~7日ほどの距離。



俺がこの中で一番重要な事実を知った夜、この世界に来て初めて悔しさで枕を濡らした。

こんな、こんなことを知らなかったなんて・・・子作りのために遊びに来る村だってさ!!!

リア充は爆発すればいいんじゃないかな、魔族の火炎とかで。


なんとなくモチベーションが下がりつつも、次の村まで自力で辿り着くのも無理そうなので、なんとか魔族の倒し方を考えることにした。


なお、余談だが、俺のお気に入りの女子は、おじさまAの末っ子らしい。おじさまAからとても大事にされているそうで、男性陣はビビッてなかなか手をだす人はいなかったそうだ。そこに果敢にアタックした俺は男性陣から賞賛されたようだ

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