謎の発信
「さ〜て…あの魔力災害から3週間か。早いのか遅いのかわからないものだな…」
暁が私室のソファーでくつろぎながらダンベルを持ち上げていると、廊下からバタバタと二人の足音がしてくる
バタンッ
と、ドアを勢いよく開けるとそこにはルビーとサファイアが居た
「パパ!」
「お父さん!」
「おお!二人とも久しぶりじゃないか!学校はどうした?」
「今日から夏休みに入りまして、こっちに帰ってきました」
「そうかそうか!学校は楽しいか?」
「うん!友達たくさんできたし、冒険者たのしいよ!」
「あ〜…弾の消費があると思ったら魔物を狩ってたのか」
「だ、ダメでしたか?」
「いや、大丈夫だけど…怪我はしないように!」
「「はい!」」
二人の頭を撫でると同時に、自衛官が入ってくる。
「入ります。情報部からの連絡です。森の中で不振な電波を感知しました。指示を」
「また転移者かな?偵察部隊を向かわせてくれ。もし殺そうとしてきたら部隊長判断に任せる」
「了解」
「お父さん、行っちゃうの?」
「行くわけがないだろぉ〜?愛しい娘が居るのにそう簡単に離れるわけがないよ〜」
暁は満面の笑みでルビーとサファイアを撫でながら話す
その頃偵察部隊は•••
「はぁ〜…あの天使事件が終わってから数週間でまたこの騒ぎかぁ…」
「神様はどれだけ兵士を集めればいいんだよ…」
「知らんが、米兵の前で神を馬鹿にすると却って危ないぞ」
「だな。そろそろ目的地だ」
目的地付近に着くと、薬室に薬莢を入れて部隊を展開した
「"こちら偵察部隊、目的地に到着。指示をこう。オクレ"」
「"こちらCP、武装はできる限り見せず、友好的な態度で見つけ出せ。終り"」
「"了解"。ということだ。みんな、武器は極力見せず、構えず、発砲せずだ。いいな?」
「「「了」」」
今回の部隊は12人で行動する。森の中はジメジメしていて、案外ストレスな感じだ
「そっちは何かあったか?」
「いや、こちらは何もない」
「そろそろ何かあっても良いはずなんだが…」
1時間ぐらい周辺を探していたが、なにも手がかりがないままになっている
そして姿を見せない謎の電波を発した部隊は•••
「"こちら005、森の中で謎の部隊を目視。どうしますか?"」
「"こちら司令、写真を撮って画像を送ってくれ"」
「"了解"」
写真を撮って画像を司令という人物に送信した
「これは…自衛隊…か?厄介な相手だな…だが、ここにいるのは12人…殺れるかな…?」
電話越しに数分考えこんでしまうが、電話越しの少女が急がす
「"指示をください"」
「"う〜ん…そんじゃ、殺しちゃって"」
「"了解"」
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