人工衛星
外では、自衛隊員と米軍兵が大勢居た。仮設テントが設置してあり、中には機械や暁が居た
「パパ、これはなんですか?」
「もうすぐ始まるもののための機械だよ」
「司令長、そろそろ時間です」
「よし、カウントダウン開始!」
「発射5秒前!4、3、2、1、発射!」
ゴォォォォーーー!!!
ジェット機より鈍い音を出して地下から出て来たのは、巨大なロケットだった
「お、お父さん!あの大きいミサイル何!?」
「あれば攻撃用のミサイルではなく、監視用のロケットだよ。宇宙まで飛んで、私達の周りの危険なやつを見つけてくれるんだ」
「司令長、第一が切り離し成功しました」
「よし、続けてくれ」
ロケットの第一タンクの切り離しが成功した。このロケットは第四タンクまであり、第四タンクには魔石で酸素を発生させて宇宙内でも移動できることに理論上は成功した
「ファーストから信号来ました。第三切り離し成功しました!ただいま、第四でコースに入っています」
「みんな、お疲れ様。向こうに少しばかりごちそうを用意してあるから、食べてくれ」
「「「ヨッシャーーー!!!」」」
暁が用意したごちそうに後片付けを済ませてみんな行ってしまった
「パパ、第一とかって何?」
「燃料とかの場所だね。ロケットは大体が燃料のタンクなんだ。使い終わった燃料とかを切り離して少しでも軽くすることが目的だね」
「もっと打ち上げるの?」
「そうだねぇ…最低でも100機ほどはほしいよねぇ〜」
「「100機!?!?」」
「そうだよ。ここの場所は丸く、止まっていないんだ。だからそのぐらい飛ばして24時間監視できるようにするんだ」
「え、ここは平らじゃないんですか?」
「それは違うよ。月が丸いのと同じように、この惑星も丸いんだ」
「知らなかったです…」
「ぼ、僕も…」
「さっ、私達も食べに行こうか!」
「はい!」
「うん!」
近くの仮設テントバーベキューセットがあり、自衛隊員と米軍兵士がパーティーを始めていた
「おーい、これが終わったら今日はもう寝ろよ。明日にはクラスト王国のパーティーだからな。程々に飲んで食べてくれ」
「「「「オォォォォーーー!!!!」」」」
隊員や兵士は結構な量を食べた