護衛依頼
帰ると、いつもの日常の様に振る舞った
「ただいま〜」
「おかえり!!!」
「おかえりなさい。パパ、手紙が王女様から来てましたよ」
「ん?なんだろうな…」
手紙を見てみると、建国記念日のパレードで王族の護衛を任せたいと書いてあった
護衛か…一回はあるけど、正直めんどくさいんだよなぁ…
「お父さん、僕行って見たい!」
「わ、私も//」
「これは…一番良い位置をオリステラに取っておいてもらわないとな」
了承したのと、一番良い位置の場所を確保してほしい内容の手紙を届けさせた
「さて、護衛任務は明後日の朝早くからだったよな。その前に装備だけでも用意しておくか…」
今回はスナイパー、アサルト、ウェポンズ、レーダー、ニンジャ部隊に別けた。スナイパーはM24を使用。アサルトはM4、ウェポンズは研究所によるミサイル攻撃、レーダーはOH-1ヘリを使った探索、ニンジャは人混みに紛れて敵を排除する
「え〜、突然の任務だが女王さまからの依頼で護衛をするとこになりました。そこで、米軍をアサルト部隊に、自衛隊をスナイパー部隊に置きます。作戦は、女王と一緒に側を警護、敵による奇襲を受けた時にはアサルトが交戦、スナイパーが援護射撃。敵が逃げた際にはレーダーにて探索、報告してニンジャが処理。もし、巨大な魔物とかが出た際にはミサイル支援をする。いいな?」
「「「イエッサー!!!」」」
「「「了解!!!」」」
「では、準備に取り掛かれ!」
「パパ、手紙が来ました」
『手紙を拝見しました。その条件で大丈夫です。そして、前に言っていた件もこれが成功すれば了承いたします。それでは、あなた方のご活躍、期待してますね』
お、あの件了承してくれるのか!それは助かったな。だけど、なんか引っかかるな…まぁいいか。早く装備量産しないと
M24を交換してアストロノムスに複製を頼んだ。そして、普通服を交換して米軍に渡した
「これがこの世界の普通の服ですかい?何だか時代を逆戻りした気分だ」
「まぁその感覚で合ってる。君たちにはこれを渡しておく」
「これは…P226と防刃ベストとナイフと予備マガジン…」
※P226とは、ドイツで開発されたとてつもなく壊れにくい拳銃である
「環境の影響で銃がジャムるといけないから、今回はこいつだ。予備弾倉は一人6個だ。バックを後で渡すから、その中に無線と予備の予備弾倉をいくつか入れておく。今渡すものはそれとこのベルトだ」
暁は拳銃ホルダーとマガジンホルダーが付いているベルトを渡した
「あ…だからそのベルトを隠すためにこんなに服がダボダボなんだな」
「そういうことだ。それじぁ、頼んだぞ」
「「「イエッサー!」」」
そして当日、ルビーとサファイア、アストロノムスと護衛の米軍5名はオリステラが用意してくれた特等席に行った
「ここが女王さまが用意してくれた特等席…なんだかすごい場所だな…」
「見てみてサファイア!椅子が豪華だよ!」
「こ、コラ!はしゃがないで!」
特等席には椅子とテーブル、果物や飲み物などが置いてあって、いかにも特等席と言う感じだった
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