醜い
「暁さん…デカいっすね…」
「あぁ、破壊しがいがあるな」
「自分たちはどこに?」
「一人は私と付いてきてくれ。二人は残ってハンヴィーの機関銃のトリガーに指をかけておいてくれ」
「「「了解」」」
門の前には首に首輪をしたメイドの姿があり、身体検査でいろいろ触られた後、案内されて付いて行くとデブい悪趣味な顔のやつが座っていた
「よく来てくれた。さ、早く二人を差し出せ。そうすれば何もしない」
「失礼ながら、二人を差し出すことは出来かねます」
「ふざけるな、あれはわしが買った奴隷、所有物だ!」
「二人はもうあなたの物でも奴隷でもありません。諦めてください」
「わしに命令するな!兵よ、こいつらを殺せ!」
殺す…殺すか…簡単に言ったな?
「ウォォォォォォォーーーーー!!!」
「隊長!」
槍を持っていた兵の腹にグロッグ26を発砲した。すると鉄鎧を着ていたが貫通し、内蔵を破壊させて男が倒れた
「私を殺せと言ったからにはこちらも反撃させてもらいます」
「な、何だ今のは…兵士よ、わ…わしを守れぇ!!!」
他の場所から続々と足音が聞こえてきた
「ハンヴィー、兵の様子は?」
「正面廊下通過中、指示を」
「半分殺れ」
「了解」
ダダダダダダダダダダ
ミニミ機関銃の発砲音が響き渡ると、廊下を通過中の兵士が半分以上倒れていった
「な、何なのだ…貴様らは…」
「私は日本国の自衛隊、外の兵士を殺ったのはアメリカの海軍です。次に我々を狙ってくるとすれば、確実に殺りますので、ご理解ください」
「ぐぬぬ…」
「魔法の神よ、我に雷の魔法を用いて雷の槍を、スピアライト!」
「なッ!」
「よし!良くやったぞ!」
影に隠れていた魔法士に雷魔法を打たれてしまう。だが、シリコン製の腹巻きによって助かる
パンッ
「うぐぁ!!!」
暁は魔法士を撃って、この戦闘は終了した
「では、もうこちらには手を出さないことをお忘れなく。でないと、こちらはこれ以上の死人を出してしまう可能性があるので」
「もう出ていけ…二度とわしの前に出てくるな…」
「案内いたします」
メイドが暁たちを出口まで案内してくれた
この娘も首輪をしているな…収納っと…
「では、さようなら。これはもらって行きますね」
「え?な、なぜ首輪が?!」
そのままハンヴィーに乗って帰った




