食糧問題会議
「お集まりいただきありがとうございます」
「暁さん、早速で悪いが緊急会議を開いた理由を伺っても?」
今日のメンバーは護衛艦あさひの艦長、朝山美鶴とセオドア・ルーズベルト空母の艦長、ジョナサン・グリートを呼んでの緊急会議だ
「はい。まずは燃料の件です」
「…運搬ですかな?」
「その通りです。運搬には整備された道が必要になります。ですのでそちらで作っていただきたい」
「わかった。アメリカでなんとかしよう。ただ、そのために必要になる車両は…」
「もちろんこちらで用意します。そしてもう一つ、食料問題です」
そう、これだけの人数になってくると食料が流石に保たない。そうなる前になんとか…
「暁さんの能力でなんとかできませんか?」
「朝山さん、それは難しいかと思われます」
「交換…ですか?」
「そうです。私のスキルは物々交換に等しいので代わりの物が必要になってきます。なので結局現地で狩った方が安上がりです」
「隊員たちに狩らせるか…」
「はい、この方法なら肉や魔石、素材などを取り出せて魔石や素材は交換できますので、穀物などを出せます」
「いいんじゃないかな?ジャパニーズ」
ジョナサン・グリートが暁の意見に賛同した
「でも、これだと自衛隊員や米軍の危険が!」
「今でも十分危険区域だと思うがね。ついでに言うが、危険を冒さなければ食料も場所も確保できない。そこのところどうなんだ?」
「…ッ」
朝山は何も反論がないまま、この会議で魔物を狩って生活することが決まった。暁は解散した後、ルビーとサファイアのところへ行った
「す、素晴らしいほど寝ぼけているな…」
暁の寝室に二人揃って眠っていた
「別室でヤっててよかった…。いや、正確には良くはなかったが…」
とりあえずもう7:30分なので二人を起こした
「おはよぉ〜…お父さん…」
「おはようございます…パパ…」
「おはよう。今日は落ち着いてきたから訓練だ!さ、着替えて朝食を食べてしようか」
「「はぁ〜い…」」
眠たそうな二人に着替えさせて朝食をとらせて外に向かった




