表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/199

作戦完了の後々

「けが人は居ないか?」

「こんなヌルい戦闘で怪我したら恥だよなぁ?!」

「そうだぜ!」


米軍の方は大丈夫そうだな。問題は…


「俺…人を殺しちまった…」

「…。」


自衛隊は沈黙したり、殺したことを後悔している人が大半だった


「諸君、我らが日本の砦、自衛隊がこんなみすぼらしい姿や言葉を吐いていいのか!」

「ですが、我々は人を…」

「終わってしまった事をグチグチ言うな!我々は“防衛“をしたんだ!国を、人々を危機から救った!このまま進めていたならクラスト王国は滅び、女は犯され、全員殺されていただろう。だが、自衛隊と米軍が大勢の人々を守った。どうなんだ!!!」

「…。その通りです!」

「暁さんの言う通りです!!」


初めて人を殺した時はみんなこうなるもんだ。私だってそうだった。だが、それはどうして殺したかを見失ってるだけだ。だからこう言うことで心は保たれる


「隊長の指揮のおかげで勝てました。ありがとうございました!」

「私はただ敵の優先順位を教えただけだよ」


そう、あの時の無線のAKとは、暁のことだったのである。その後は死体の山をクラスト王国で集めて暁が回収して、みんな研究所に帰還した


「ただいま〜」


タタタタタタタタタタタタ


すごい勢いで二人がこちらに走ってきた。そして暁に抱きついた


「パパ…無事で…良かった…うっく…」

「お父さん…良かった…良かった…うぅ…」

「ごめんな…心配かけたな…」


二人は数分泣いた。暁はその間、二人の頭を撫でていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ