防衛作戦開始
「“こちらニンジャ、CP、オクレ“」
「“こちらCP、ニンジャ、オクレ“」
「“こちらニンジャ、目標発見。数は3万以上、鎧を身にまとって武装中。進行方向は北西から南東にかけて移動中の模様、オクレ“」
「“了解。そのまま砲撃部隊が来るまで偵察を続行。来たら交代して帰還せよ、オーバー“」
「“了解、終了“」
※OH-1とは、自衛隊が保有している偵察機である。愛称はニンジャ
報告を受けてから研究所では、日本の砲撃部隊と米軍の歩兵部隊が動き出した
「ギャラクシー発進!滑走路急げ!」
「了解!発進します!」
※C-5とは、アメリカで使用されている大型輸送機である。愛称はギャラクシー
ギャラクシーは2機あり、4両の10式戦車を載せている。それと同時に米軍も用意を始める
「ハンヴィー準備完了!いつでも行けます!」
「よし、なら出発だ!」
※ハンヴィーとは、米軍向けに製造された四輪軍用車である
一方、敵のベバシス帝国軍・・・
「これからクラスト王国を攻め落とす!貴様らにはおこぼれとして帝王様より強奪、レイプなどの許可が出ている!これほどの褒美を我らに与えてくれた帝王様に感謝の意を示すため、この戦争を勝利へ持っていけ!」
「「「「「オ“ォ“ォ“ォ“ォ“ォ“ォ“ォ“ーーー」」」」」
「よし、進軍開始!!!」
ベバシス帝国軍は進軍を開始した。目の前にはクラスト王国の巨大な壁があり、ベバシス側はそれを破壊しようとしていた
「魔法兵!詠唱開始!」
「「「魔法の神よ、我に火の魔法を用いて爆発を、エクスプロージョン!!!」」」
ドォォーーーン
と、大きく響き渡る爆発音と同時に壁の一部が崩壊する
「シャァー!これで中に入れるぜ!」
「楽しみだ…これで犯せるんだからな!」
兵士が壁の中に入ろうとすると、空から何かの音が聞こえてくる
「なんだ…この音は…」
「見ろ!空に大きな竜が!」
「何している!さっさと通信魔法で伝令だ!」
「は、はい!“こちら地上部隊、大きな竜が飛行している、排除しろ“」
「“こちらワイバーン部隊、了解した。今から掃討する“」
※ワイバーンとは、空飛ぶ戦車とも言われて火を吐く竜のことだ
ワイバーンが近づこうとすると、突然ワイバーンが爆発と共に落ちていった
「何があった!!」
「わかりません!ですが、ワイバーンが殺られました!」
「な、なんだあの速い竜は!?」
帝国軍が見たのは、ワイバーンより速く、生物じゃない飛行物体だった
「今すぐにあれを排除しろ!」
「隊長!何かが降ってきます!」
「そんな馬鹿な…あの高さから人が降ってくるはずが…」
パラシュートで降下してくる自衛隊と米軍、それと戦車がギャラクシーから出てきた




