AI
「さ、研究所を掃除しようか!」
「はい!」
「うん!」
お掃除ロボットを稼働させてロボットの手の届かないところは三人で掃除をした。暁は掃除しながら施設の確認をしていた
ここの施設は農業エリア、採掘エリア、食堂エリア、娯楽エリア、実験エリア、倉庫エリアなどがあったな。まだ確認が取れていないエリアがあるけど、大体のエリアは把握できたな
「パパ、こっちに引っ越しするの?」
「そうしようかな。安全だし何かと使いやすいからね」
暁は二人を置いてすぐにウッドハウスに戻ると、ウッドハウスや銭湯、ギャラクシーを収納して研究所に戻った
「ただいま」
「「おかえりなさい!」」
研究所に戻ると、嬉しそうに二人が近づいてきた
「パパ、イエロースライムの核集めたよ」
「ありがとう、さて…ここの事どう言おうかな」
ここは国ではダンジョンと呼ばれて勝手に住む訳だが…どうするか…
悩んでいると、モニター画面に人が映る
「「「ッ?!」」」
「新しくマスターになった方ですね?初めまして、初代マスターに作られたサポート型AIのアストロノムスと申します。今後ともよろしくお願いします」
「サポートAIなんてあの人作ってたんだな…正直びっくりした…」
「お父さん!この映っている人誰?!」
「あーっと…まぁ、簡単に言うとあっちの世界の技術だね」
「なるほど…科学技術ですね」
「あぁ、そうだね」
「マスター、どういう風に回避するか考えていますか?」
暁はうなずくと、アストロノムスが解決案を出してくれた
「まず、研究所である出入口を爆破します。そうすると、ダンジョンが壊れたと誤解します。ダンジョンはダンジョンコアという核で構成されており、それが無くなるとダンジョンが崩壊します。なのでそれでごまかせると思われます」
「なるほど、それじゃその作戦で行こう。爆破や新しく出入口を作成するのはアストロノムスに任せる」
「了解しました、マスター」




