難民集落
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
「人間たちに前のロナ村を襲撃されて逃げてきてたの。だから村を別の場所で作る為に必要になったの…」
「なら復興支援だな。だが現在私も遭難中で手持ちが限られている。何か対価が必要だ。金とか価値のあるものはあるか?」
ラナは少し考え込むと思いついたのか暁に言う。
「あるにはあるわ。これではダメかしら?昔人間の宝石商で購入した物だけど」
暁は首飾りにしている宝石を鑑定すると、『カリナンダイヤモンド』と出てきた。価格は3,600億円と表示されている。
「ブフォッッッ!!!」
「ちょ!どうしたのよ!」
価格が高価な為、暁はビックリしてしまった。
「その宝石…いいのか?」
「良いのよ。今から300年前ぐらいに買った物だから」
確かエルフって余裕で数百年生き続けるとか本に書いてあったな…。本当だったんだな…
暁は地面に降りて何処に物資を置けばいいか聞くと、新たな村に案内するそうだ。そして約10分歩いてエルフが多く居る村に着いた。到着すると睨まれたり、『なぜ人間がこの村に…』と、言われたりされた。
「どうして人間がここに来た!出ていけ!」
老人のエルフが暁に向かって言ってきた。
「ん?物資は要らないのか?」
「えっと…私たちの独断なのでまだ事情を話して無くて…」
ラナが老人に事情を話すと、頭を抱えていた。そして暁に近づき魔法を行使した。
「ッッッ!!!何を!?」
「ただの嘘発見魔法だ。人間は見て分からぬのか?」
「私はここの世界の人間ではなく異世界から連れてこられたから魔法が使えない」
数秒してから老人は驚いていた。
「まさか…本当とは…。ならお前は奴隷狩りをしたか!」
「していない。なんなら故郷へ送り返したりしていた。帰り場所が無い子供には我が国の自衛隊へと入隊したり、他の職を探して割り当てた」
全て事実だと魔法で確認すると、またまた驚いていた。そして忌々しいと言わんばかりの目から、落ち着いた目に変わった。
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