耳長娘
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
15分後、発砲場所には2人の人が来ていた。
「ここで血の臭いがするけど、死体も人も魔物も居ない。確かにここらへんでするのに…」
「もしかしたら冒険者か奴隷商人かも。マズイよ。ここを知られたら人間たちがまた攻めてくる」
弓を持っている2人は険しい顔をして居た。そして1つの伸びている足跡を見つけた。
「ここで殺さないと…」
2人は殺意を出して追跡した。その頃暁は動物である猪やゴブリン、オークなどを討伐して帰宅していた。時刻は11:41、利益を確認すると226,700円になっている。
「もし1カ月も見つからなければ零戦を実物にして燃料タンクを増設して森を飛び回って国を見つけよう」
カップ麺を食べながら今後について語っている。そして食べ終わるともう一度森の中へ行こうとしたが、声が聞こえてすぐさま拳銃を抜いて構えた。
「なにこれ…昨日までは無かったわよね?」
「うん…これ見た感じ石みたいだけど、運んで建てるとなると急ぎで2ヶ月ぐらいかかる…。いったいどうやって…」
2人の声が聞こえる。そして素顔を見ようと単管の足場を作り上から確認した。そこには耳が2人とも長く、白と緑を基調とした洋服で2人とも弓を装備していた。金髪と白髪の娘で、とても美しかった。
「誰か!」
2人に拳銃を構えながら聞くと、相手も弓を軽く構えて警戒態勢に移行した。
「あなたは奴隷商人?!それとも冒険者?!」
質問を質問で返されたが、暁はそれに答えた。
「私は日本国臨時自衛隊指揮官の暁神楽だ。どちらでも無い。そちらは?」
「私たちはロナ村の住民。私がラナでこの子がリン」
金髪の娘がラナで、白髪の娘がリンと言う。
「あなたは何処から来たの?」
「私は裏切られた部下に転移の魔導具でここまで来させられてね、クラスト王国から来た」
国名を言ったが、2人はピンと来ていない様子だった。このことから車両を使っても帰れない位置に転移されてしまったと暁は考える。
「まあいいわ。それで、この城壁は何?」
ラナが指さす壁は、暁がスキルで出した鉄筋コンクリートでできた厚さ30cmの壁だ。
「魔物の侵入を防ぐ為にコンクリートで作らせてもらった」
「それは魔法?」
「スキルだ」
彼女は少し考えると暁に質問した。
「薬や食べ物、工具などはスキルで出せたりできる?」
「出せるが、どうしてだ?」
ラナは俯いて暗い顔で答えた。
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