落下
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
「何が起こった!?」
「ハハハ!教えてやるよ!ある国からこの使い捨ての転移魔導具を買ったんだよ!自由落下で死ね!」
マズイマズイ!早くに落下傘をしないと死ぬ!
掴まれている手首を振り解こうとしたが離れないのでやむなく銃剣で敵兵を刺して離した。そしてスキルで落下傘を交換して最低限背負ってから高度800mで展開した。
「ここは…何処だ…?」
辺りを見回すと森、後ろにも森、街や村は見えなかった。
「本当に何処だよ…」
落下すると木に落下傘が絡まったが銃剣で切って地面に着地した。そして空中に転移した時に20式を無くしたので再交換して手元に出した。現在装備しているのは防弾チョッキに鉄帽に20式、9mm拳銃と銃剣ぐらいだ。
「…一応無線通じるか試すか」
スキルで広帯域多目的無線機を交換して出した。
※広帯域多目的無線機とは、自衛隊で使用されているデータ通信機器だ。略称はコータム。
「"こちら暁、誰か聞こえるか?"」
呼びかけたが返事は無し。3回呼びかけても返事は返ってこなかったので収納してからどうするか考えた。
近場に仲間は居ない。だったら自力で帰るしかなくなった。ポイントは少しあるが、せいぜい小さい駐屯地を作れる程度。移動するにしてもここは何処だかわからない。…望みは薄いが、上空で目立つようにしてアストロノムスに衛星で見つけてもらい救助を待つ。これぐらいしかわからないな。
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