突撃
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
「W,What!?」
「何だ!?」
「突撃ィ!!!」
廊下には総勢50人の敵米日兵がおり、相手が白兵戦をすることを想定していなかった。そのおかげで隊員は一気に10人の敵を殺傷。日米相手が拳銃を向けてきたが、左右に味方が居たので発砲ができずそのまま刺されて死亡。30分に感じた戦闘は1分しか経っておらず、30名を殺害した。
「なんでこんな突っ込んで行けるんだよ!怖くないのか?!」
「Isn't this the revival of the Empire of Japan!(これでは大日本帝国の再来ではないか!)」
敵兵は段々と白兵戦で死んでおり、少しずつだが恐怖していた。
「何言ってるかわからないけど、裏切ったことを死んで償え!」
40人を刺した辺りから敵は逃げたが、逃げた先で9mm実包の軽い乾いた発砲音が複数鳴った。
「警官?」
武装はフラッシュライトが付いているMP5に、足のホルスターにはP226、大きくゴツいヘルメットに、後ろに『POLICE』と書かれた防弾チョッキ。そして先頭の警官らしき人物が話しかけてきた。
「どうも、SAT隊長の春香です。到着遅れてすみません」
「いえ、加勢ありがとうございます。どうやって光が無い中ここまで?」
「フラッシュライトが預けている際に取り外され、返却してくるときにこれに入れられて最近返ってきました」
春香は肩にかけている迷彩柄の雑嚢に入れていた小型のケースを取り出す。
「多分EMPと防火と防水に優れた入れ物だったんだと思います。自分含め複数個使えましたが、2つほど壊れてました」
SATは10名、普通の警官が1名居た。だが、警官の姿が3名足りなかった。
「残りの警官3名は…」
「殉職しました。後方から急に…」
「お悔やみ申し上げます…」
フェルマが言うと、春香はフェルマの後方を見て言った。
「いえ、自分たちももう少し早く着いていたら結果が変わっていたのかもしれません。遅れてすみません」
白兵戦で戦った隊員が打撲や銃剣で肩を切られたりして銃を構えられない傷になっていた。
「いえ、これが決断でしたので…。民間人は?」
「こちらに隠れていました。何分安全な場所が存在しなかったもので。」
後方には物陰に隠れていた複数人の民間人が居た。
「とりあえず、安全な場所は…無いですよね」
「そうですね。大半を殺したとは言え、安全地帯は存在してませんでした。唯一守った場所も位置はバレてますのですぐに増援が来ると思われます」
「では移動しますか?」
フェルマは考えると春香に言った。
「仲間たちが弾薬の補給に行っています。なので現在我々は待機して敵の侵入の阻止をします」
「わかりました」
春香たちは倉庫兼臨時指令部の中に民間人たちを入れた。そして、死んでいる敵兵から小銃や拳銃を抜き取る。
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