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作戦名:ケサン

注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。

ブロロロロロロロ


第二次世界大戦のレシプロ機特有のエンジン音が甲板上に響き渡る。暁は紫電改に乗っている菅野と無線機で会話する。


「"こちら暁、菅野、オクレ"」

「"こちら菅野、エンジンはいい。だが米軍が整備したのは不安だがな"」

「"そう言うなって…。だが、343-A-15じゃなくていいのか?"」

「"これしか無い。だったらやるっきゃないだろ"」

「"だがあるとすればどうかな?"」


菅野が乗っている操縦席から見えやすい位置に343-A-15を交換する。それも後ろに黄色い線が二本と、15と書かれたのをだ。すると菅野は気づくのが早く、エンジンを停止して操縦席から素早く出て343-A-15に興奮気味で近づく。


「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!俺の愛用機!!!本当に出てくるのかよ!!!」


ペタペタと触り、感触を確かめてから乗り込んだ。


「中佐!発動機を回してくれ!」


クランク棒を穴に刺して回す。最初は重たく回しづらいが、徐々に滑らかに動いた。そして早く回し棒を穴から外して合図を送るとエンジンは排気音をたてながら心地よくプロペラが回転する。


「これだよこれ!!!俺の愛用機だ!!!作戦はいつ決行なんだ!?」

「今日はもう遅い。明日だ」

「わかった。それまで俺はここで待ってる」

「了解」


その後隊員、兵士を招集した。現在時刻は14時、暁は声をデカくして言った。


「今回の作戦名はケサン。内容は菅野と護衛艦隊が地上敵目標を一掃後、地上部隊はすぐに研究所内に突入。金属扉を爆破後全速力で突入。降伏している場合を除いて威嚇射撃、相手がこちらに発砲した場合射殺。降伏した者は柱に括り付けてそのまま進む。最初の奪還場所は、研究所の中枢であるアストロノムスのメインメモリー室だ。そこの復旧をした後、施設内の敵兵を掃討。以上だ。質問は?」

「はい」


1人の自衛官が手を挙げる。


「どうぞ」

「もし…子供が裏切ったり、人質が居たら…どうしますか?」

「子供でも裏切ったら殺せ。人質は犯人が時間を長引かせる為に使うだろう。だから時間削減のため出来れば3方向挟んで射殺。無理ならそのまま撃て。他に質問は?」

「「「「「無し!!!」」」」」

「では明日の0500まで解散!」


全員何処か言いたそうな面持ちだったが、押し殺していた。味方"だった"人を撃てるのかと。もし敵に人質が居たら正面で撃てるのかと。そんな顔だった。そして予定時刻になり護衛艦隊は抜錨した。

こんにちはこんばんはフレカレディカです(*´ω`*)


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