情報
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
通信を終了すると、自衛官2人を残して全員を連れて庭に出た。そこにオスプレイを交換して全員乗り込んだ。無論、ルビーとサファイアもだ。ルビーはキャビンのトループシートに自衛官たちと座り、サファイアはコックピットに座った。一応サファイアは操縦ができるらしい。次はレシプロ機に挑戦するとも言っていた
暁とサファイアはヘルメットを装着してマイクが聞こえるか試した。機内だからといって、プロペラ音はとても大きく、普通の声だと聞こえづらいのだ
「"マイク感度良好か?"」
「"良好です"」
「"了解。ではチェックリストスタート"」
※チェックリストとは、テイクオフするにあたっての事前確認である
「"エンジン始動開始"」
サファイアがレバーを倒すと、オスプレイのエンジンが動き出した。暁は異常が無いか確認する
「"油圧良し。燃料確認。オールグリーン"」
「"クリアフォーテイクオフ"」
「"スロットルを上げる。ローター正常に回転中"」
「"テイクオフ"」
垂直に上がっていくオスプレイを下からメイドやグレスが見守っている。そして、そのままプロペラを回転させて前進モードにした
「"パパ、今回は私たちも行く?"」
「"いや、もしものためにサファイアやルビーは置いていく。作戦が失敗した時の為に残っておいて欲しい。一応、ミニミを後で出しておくからそれをルビーに持たせてサファイアはM24を持っておいてくれ"」
「"わかりました"」
数分後、護衛艦あさひが護衛しているセオドア・ルーズベルト空母に着艦した。お出迎えには護衛艦あさひ艦長の朝山と、セオドア・ルーズベルト空母艦長のグリートが出てきた
「厄介なことになったものだな」
グリートがやれやれという言い方で暁が出てきたタイミングで言ってきた
「全くですね。まさかクーデターとは」
「先ほど哨戒艇で接近してみたんだが、透明化や防犯カメラがダウンしていた。透明化装着には確か電子機器を使用していたから、多分だが電子機器を無力化する物を使ったと思う」
それは想定通りだな。電子機器となるとやはり小型のEMP発生装置か何かを持っていたのだろう。つまり、第三者が居る可能性が高まった
「こちらは哨戒ヘリで周辺を偵察しましたが、小銃弾が被弾してあまり収穫がありませんでした」
※三菱SH-60Kとは、三菱重工が製造して海上自衛隊が使用している哨戒ヘリコプターである。護衛艦あさひにも搭載されている
朝山艦長は悔しそうに報告をしてきた。もしかしたら米軍と情報で張り合いたかったのかもしれない
「情報ありがとうございます。では申し訳ないのですが、修理の程宜しくお願い致します」
「任せろ任せろ!整備士たちにも言ったら日本のエースパイロットの戦闘機を弄らせてもらえて嬉しいだとさ」
「では宜しくお願い致します」
この後収納していた菅野直の機体とパーツを米軍に渡し、2時間後に修理できると言われた。そして銃や車両の整備、弾薬の補給や防弾プレートの交換をした。そして2時間後、菅野を呼びエンジンを始動した。
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