契約
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
「"はい。こちらアメリカ海軍セオドア・ルーズベルト"」
「"こちら日本国自衛隊の暁神楽だ。久しぶりだな、グリート"」
暁が掛けてきたとこで少しだけグリートは明るくなっでワントーン上げて話しかけてきた
「"暁か!元気してたか?"」
「"ええ。転移者が来ましたが保護しましたのでそれ以外は大丈夫でした。そちらは何かありましたか?"」
「"こちらは現在新たなアメリカを創るべく皇帝から譲り受けた土地を開発中だよ。だが、そちらのアストロノムス君に助力してもらい物資を貰っているので安定している。後2年ぐらいでアメリカになるだろう。だが、契約内容がいささか凄すぎないか?"」
「"?。契約内容とは?"」
深く聞くと、アストロノムスの監視から遠ざかるなら食料、飲料水、武器、弾薬諸々は支援しない。情報共有のみされる感じだった。なので遠ざかるならアメリカが自衛隊の上という概念を捨てて暁神楽がアメリカを必要とした際、軍隊の指揮権を暁に一時的に譲渡すること。その契約を果たしたら物資援助並びに戦闘艦と潜水艦を譲渡する契約らしい。なお、潜水艦や護衛艦の設計図や実物はアストロノムスに渡していない。つまり我々の漏れ出た話からおおよその使い方、構造、機能性を考え、設計を行ったことになる。AIとは末恐ろしい…
「"一応言いますが、私は現在まで認知してませんでしたよ?"」
「"そのようだな。とりあえず契約内容に不満は無いよ。逆に君に動かしてもらわないと我々は生き残れない"」
「"生き残れるとは思いますが…了解しました"」
通話を切ると、隣にはいつ入ってきたかわからないグレスが入っていた
「アカツキ様、領域の事務処理が残っております」
通話が終わるまで待機していたグレスに暁は少々驚くが、背中を物理的にグレスに押されて館へ戻る
「まずは公共費用の予算申請に町の各ブロックの視察。許可申請書の印押しに貴族との顔合わせ。他にもありますが、今日はこのくらいですね」
「結構あるな…。これを私が来る前までグレス1人でやっていたのが凄いよ」
「ありがとうございます」
グレスは少し嬉しそうに返した。必要な予算申請や許可申請書に印鑑を押して不要なものは理由を入れて返した。その申請書との格闘が2時間続き、町の視察に入った
「やっぱり臭いな…。下水道を早めに設置しないと鼻が曲がりそうだ」
現在町を自衛官2人を護衛に歩いているが、町のあちこちに糞があり、やはりトイレという物は無いようだ。それもそのはず…誰もトイレというのをあまり使用しないからだ。理由は単純で、ここが16世紀のヨーロッパに近いからだろう。あの頃は野糞するのが当たり前、貴族もしていたらしい。この世界では貴族の半分が使用してはいるため、それを考えるとまだマシな方かもしれない。トイレを設置してそこで便をするかは皆その時次第かもしれないな…
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