観測
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
「"もし、こちら暁。聞こえるか?"」
「"こちらアストロノムス。聞こえていますよ、マスター"」
受話器を片耳に当ててアストロノムスと通話している
「"そちらは状況は変わってないか?"」
「"変わっていませんが、偵察部隊がクラスト王国がブラッド帝国と安保条約と不可侵条約を結ぼうとしています"」
私が関わったことに関係するのか?まぁ、不安要素が無くなって良い事だ
「"それと、あちらの世界からこちらの世界に転移してくる予備動作がわかりました"」
「"ッ!それは本当か?!"」
これが本当なら相当民間人の救出が可能になる!
「"はい。転移してくる場合、その場所に魔力とは異なるエネルギーの集合体が現れます。その後約4日で転移されます"」
「"世界中に監視の目を置けるか?"」
「"現状無理です。観測衛星に搭載する機器が特殊なので時間がかかりそうです。それと、観測できたのは研究所周辺で転移された人物でしたので可能でした"」
「"ん?転移された人物とは誰だ?"」
アストロノムスは通話をその転移してきた人物に渡すと、受話器から可愛らしい女の子の声が聞こえてきた
「"どうもお電話代わりました!私、花芽妃海と申します!高校生です!"」
どう考えても民間人…神は何を考えてんだか…
「"初めまして、日本国自衛隊の暁神楽です。急に転移させられて思いますが、我々が保護しますので心配しないでください"」
「"は、はい!ありがとうございます!"」
元気よく返事をする花芽の声を聞いて、精神面を心配する必要は無いと暁は判断した
「"あなたの家を準備したいところですが、生憎私は居ないのでそちらに居るアストロノムスが代わりに建てます。多分5時間もあればどんな家でも内装以外終わると思います"」
「"早ッ!もう魔法ですね…私みたい…"」
「"確かに前の世界では考えられませんよね"」
最後の意味はなんだ?
最後の言葉が気になるが、受け流した。その後アストロノムスに花芽のことを頼み、グリートに変わってもらった
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