日本刀
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
「「おかえりなさい!!」」
「ただいま」
館に帰ると、ルビーとサファイアが待っていてくれた。暁に2人はハグをして暁もハグを仕返した
「お、中佐の子供か?」
菅野がドカドカとした歩き方で近寄ってきた
「あぁ、俺の子どもだ。こっちがルビー、こっちがサファイアだ」
「へ〜。だが、実子じゃ無いな?養子か?」
「そんなところです」
「良い親父に恵まれたな。ところで中佐、俺の部屋はあんのか?」
ルビーとサファイアに菅野は頭をワシャワシャして、暁に連れられて部屋を案内された
「ここが君の部屋になる」
「これは…豪華過ぎねぇか?」
部屋には絵画や壺などの前の持ち主の品がそのまま置かれていた
「部屋の品は前の持ち主の物だ。すぐに使える部屋がここしか無くてな。必要な物があったら言ってくれ」
「なら、ここの装飾品全部退かして一部でいいから畳にして布団を布いてくれ。それと日本刀をくれ」
「わかった」
装飾品を全部スキルに吸わせて、代わりに畳を8畳程床に出してその上に布団を敷いた。そして、日本刀も菅野に渡した
「ん?こりゃ中身は軍刀だな。他のやつをくれ」
「軍刀ではダメなのか?」
「波紋が無い。つまり大量生産されたまがい物だ。ただ折れにくく、錆びにくいステンレスっていう素材だ。日本刀は鉄でなくちゃ」
「なるほど。ではこちらをどうぞ」
菅野は軍刀を新しく出したやつと交換して刀身を観ると、波紋がキレイに浮かんでいた
「あんがとよ。これで安心できる」
腰に帯刀して白い歯を出して笑顔になっていた。暁たち2人は他の隊員と合流して夕食を食べて各自部屋に戻り、就寝した。次の朝、朝ラッパで目覚めて朝食をとり、武器庫が無いことに気づき何処に作るか自衛官たちと相談していると、館の玄関扉をノックする音が響いてきた。隊員の1人が扉を開けると身長が小さいメイド服を着た女の子と、スーツを着たエルメス・グレスが居た
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