労働
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
さて、ここからだな。場所的には川に流そうとしてるけど、それだと増水した時に怖い。そして生活に必要な場所でもある。つまり、川をもう一本増設する必要が出てきた…。これは年月経ちそうだなぁ〜…
「中佐、まだボロボロの奴居るんだろ?雇っていいか?人手が足らねぇんだわ」
菅野直が近づいて来て肩を叩きながら言ってきた。少し考えると暁はその提案を受け入れた。早速路地裏やスラム街に行き募集を募った。すると、とんでもない人数が働きたいと言ってきた。大体7000人弱だ。そこからは戦闘服とスコップを人数分、それと人数分の食料を交換して渡した。迷彩服に関しては流石に流出が怖かったので、菅野に相談して大日本帝国で来ていた濃い緑色の戦闘服を貸し出して、川を作る班と水路を作る班で分け、掘らせた。半分近くが亜人と呼ばれる人間以外の種族で、作業が重機を使ったのとほぼ変わらないスピードで行われた。まぁ、その理由は早めに終わったら給料ボーナスが出るかららしい。その後、1日の予定された地点より大幅に作業が終わったので給料ボーナスを出した。だが意外なことに、皆が思わぬ事を言ってきた
「あの…この給料で買いたいものが…」
監督していた隊員に労働者の40歳ぐらいの男性が話しかけてきた
「はい、何を買いたいのでしょうか?」
「貴方方がくれた食料を売ってはもらえないでしょうか?」
隊員は町にも美味しいところがあるのにわざわざ購入したいと言ってきた事を疑問に思い、理由を聞いた
「俺達はこの身分なもので、町の店には入りづらく、売ってくれるところは不味い飯なもので。自分で作るにも不味くて…」
「なるほど。わかりました。今確認を取ってみます」
無線で暁に確認を取ると、暁は了承してチャーハンだったら大量に作れて売れると言った。それを男性に話すと、その話を聞きつけた他の人もぞろぞろと来てしまったので、すぐに自衛官が作業に取り掛かった
「白米炊きあがったぞ!」
「材料こっちに置いてくれ!」
「油が足らない!」
プロパンガスと調理台を交換して早速作った。材料のほとんどが日本の品だが、現地の食材も使っている。チャーハンを売ると、食べた人はその美味しさに夢中で食べていた。それと並行して春雨スープも作っていた。そっちも美味しいと評判になった。無論、暁も調理に加担していた。そして、身寄りの無い子供たちには無料でご飯を渡した
これは思ったよりキツイな。だけど半分の人数だけで良かった。お金を貯める為かな?まぁ、それよりも炊事車は足りそうかな。結構な量調理してるけど…。一応出しとこう
一旦その場を抜け出して、炊事車を3台増やした
「中佐、チャーハン美味いぜ!」
「そりゃ良かった。食った分は働いてもらうからな」
「ちぇ〜」
菅野がスプーンでガツガツとチャーハンを元を取るように食べた。自衛官らはチャーハンを作り続け、乗り切った。子供たちの顔を見てみると、ニコニコしながら食べ終えていた。その後は全員帰らせて、18時ぐらいに自衛官らも館に帰った。無論、何処にも行くところがない子供たちも連れ帰って屋敷の庭に天幕を張り着替えを渡して入れた
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