食事
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
「さて、では最初は…みんなでご飯を食べよう」
「「「「え…?」」」」
子供たちは不思議そうに暁を見つめた。そんなことお構いなしに全員に戦闘糧食II型のカレーを渡した
「どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
自衛官たちも一緒になって配り、全員に行き渡ると子供たちはカレーを食べ始めた
「お…美味しい!」
ガツガツと全員が食べて頬がハムスターみたいになっている子たちも居た。おかわりをして食べて3杯目で満足したようだ
「気持ちの良い食べっぷりじゃねぇか!」
「ちゃっかり貴方も食べてるんですね」
口元にカレーの汁が付いている菅野が子供の頭を撫でながら言ってきた
「こんな美味いもんは食べたことが無ぇ。だから食った。文句あっか?」
「無いよ。ちなみにそれ日本の庶民的な味だよ」
「…俺の時代にねぇよ」
「戦後に出たから仕方ないと思うぞ?」
「畜生!おい、美味いもんをもっと知ってんだろ?!出せ!!!」
顔を近づけて興奮気味に喋る
「晩飯に出す予定だよ。それまでは仕事だ」
「速攻で終わらすぞ!行くぞチビっ子ども!」
自衛官たちのスコップを菅野は子供たちに渡して早くに現場に戻った。土は土嚢袋に詰めて空き地に積み上げて、石などは1輪車に乗せてまた別の空き地に仮置きした。そして菅野が驚いたことは…
「おぉ!すげぇなソレ!飛んでるぜ!」
半鳥人のハーピーが土嚢を足で掴み、空き地に空中輸送をしているところを、菅野はニコニコしながら見ていた
「こっちも力が強かったり、走るのが早かったりしてるな。凄いな」
半竜人は力が強く、硬い場所も安々掘っている。一方半獣人は走ることが得意らしく、満杯の1輪車を普通より早く運んでいた。それと同時刻、プロペラ音が町に響き渡る
「ッ?!アメ公か?!」
「製造元はそうですね。ちなみに現在はアメリカと同盟関係なので、敵対しないように」
「嘘だろ…アメ公と…?」
10機のC-5が海に空中で物資を投下して落下傘が開いた
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