不時着
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
「隊長、次は何をするつもりで?」
道を歩いている最中、自衛官の1人が声をかけてきた
「それなんだが、今アストロノムスから送られてくる品をスキルに吸わせたらインフラと基地を作る。そしたら鉱山の採掘だ。その間我々は鉱山の警備と館の警備、それと町の治安管理と情報収集だな」
「了解です」
話していると、空からプロペラ機特有の風切り音が聞こえてきた。だが、輸送機の様な重たい音では無かった
「ん?もう研究所から品が届くのか?流石に早すぎでは…」
「暁隊長!空に戦闘機が!」
「ッ!?」
空を見上げると太陽が照り付く中、見えづらいが白色の腹に羽に赤い丸、軽いエンジン音が聞こえ、横と上は緑色に染められている。日本人ならば一度は見たことがある。はたまた米軍なら第二次世界大戦中、海軍でPTSDを発症するほどのトラウマを植え付けられた戦闘機だった
「隊長!日本軍です!日本軍が来ました!」
いや、それだけじゃない…ケツに黄色の二重線、日の丸の中に15の数字…私は知ってるぞ!
「急いで平らな場所に誘導するぞ!あの機体は壊れて動けなくなる!急げ!」
暁は使えそうな車両を収納スキルから片っ端から出して自衛官らはそれらに乗り館の裏に行った。暁は行く前に21.5mm信号拳銃を撃って戦闘機に気づかせ、発煙筒で誘導した
※21.5mm信号拳銃とは、陸海空の自衛隊で使われる信号拳銃だ
戦闘機は全力で走る高機動車の車両についてきた。館の裏には自衛官たちが消化器を持って待機していた
「よぉ〜し、このまま着陸してくれよ…」
右手に発煙筒を外に出しながら、左手で運転している。戦闘機が着陸態勢に入り、車輪を出しながらゆっくりと地面に着けて着陸した
「消化!」
戦闘機の銃器部分から火が出ており、自衛官が駆け寄り消火器で鎮火させた。すると中から1人の男性が出て来て自衛官に南部十四年式拳銃を向けた
※南部十四年式拳銃とは、大日本帝国で使用されていた拳銃である
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