オスプレイ
注意:全部の物語は私が通勤中に書いているので巻の中に納まっていない場合があります。
その頃暁は、人がいるであろう場所に行ったり来たりして救助作業をしていた
「ここをお願いします」
「わかった。吸収するから離れていろ」
「了解!この場から退避!」
隊員がその場からいなくなることを確認してから暁がスキルを使うと、瓦礫が徐々に収納されていった。すると、中から親子4人が出てきた
「救助者4名確認。すぐに治療を!」
「「「了解!!!」」」
すぐに救助者二駆け寄り、担架に乗せて車両に乗せて、仮設病院まで向かった
「さぁ、次だ」
その後も救助作業は続いたが、暁だけでは時間的に難しく、重機を交換して隊員に渡した。その数分後、オスプレイ10機で物資を搬入してきたルビーとサファイアが広い場所に着陸した
「二人ともありがとう。でもどうやって10機も飛べたんだ?」
「AIを使ったと聞いています」
「…ッ!現代日本でも絶対にやらない事…いや、やれないことを安々と…」
AIと輸送機を使って物資搬入計画を日本はやろうとしていたが、安全性とAIの技術不足の観点から断念された代物だった
まさか異世界でお目にかかれるとは…戦闘機でしか目処が立っていなかったのに
「よし!今すぐに物資の搬送を開始しよう!そこの兵士たち、物資をおろしてくれないか?」
「「「了解しました」」」
ブラッド兵士はオスプレイの荷物をバケツリレーでおろしていった。食料や飲料水などは兵士たちに持たせて配らせるようにした。弾薬類は隊員や米軍に取りに来るように無線で連絡して持っていってもらった。ルビーとサファイアにはここは危ないので航空輸送での支援だけを任せるようにした
「パパ…ここから私達を引き離そうとしてない?」
「そ、そんなことないよ?」
「お父さん嘘つきだ」
「…ッ?!?!」
2人にはバレそうになったがなんとか安全は貫き通したい
「…帰ったらパパには数日一緒に行動させてもらいます。なのでデートしましょう」
「しましょう!」
…これは大きくつきそうだ
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