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合流

「"こちら突入部隊、本部オクレ"」

「"こちら本部、これより本部隊をスネーク1とする"」

「"了解。10:35、これより地下にいる敵の掃討を開始する"」


メタ◯ギアみたいな名前だな…。まぁ、実際潜入任務だから一緒みたいなもんか


ボートは帝国に向かい走らせた。帝国では兵士が走り避難誘導していたり、医師が治療をし、民間人が自衛のため剣や日本刀を装備していた


「これは酷いな…。爆発の瓦礫が降ってきたか。それより、突入の兵士がいないな」


周りには自分たちを見る人はいるが、こちらに近づいてくる人は1人としていなかった


「まだ到着していないのでしょうか?」

「あと5分待とう。それで来なかったら連絡だな」


3分ほど経つと、遠くから30人の黒色の鎧?を着た者が馬車で現れた。降りてくると様々な種族であることが耳でなんとなくわかった


「お待たせしました。ブラッド帝国陸軍特殊作戦群隊第3小隊のデビットといいます」

「よろしく。こちらは日本国海上自衛隊突入作戦部隊の暁神楽だ」


2人は互いに挨拶をすると、作戦の内容に入っていく


「今回の作戦だが、突入して敵を見つけたら発砲する。分岐点がある場合、そちらとこちらで半々で別れ進むでどうだろうか」

「大丈夫です。では武装ですが、そちらは何を使いますか?」

「こちらはエンペラー34型を使用します」


見せてきたのは短く切り詰められたショットガンに見えた。具体的に言えばウィンチェスターのM1887だ


※ウィンチェスターM1887とは、タ◯ミネーターでお馴染みのアメリカで作られたショットガンだ


「これは散弾銃と呼ばれるものだ。皇帝陛下が直々に授けてくださった最高の銃なのだ。今回はこの銃と手榴弾、盾と刀だ」

「刀は洞窟戦に不向きでは?」

「これはそんじょそこらの刀とは違い、人間のみを切る刀だ」

「人間…のみを?」

「こいつは妖刀、童子切透切(どうじぎりとうせつ)だ。鍛冶師から聞くに、高度な魔石を利用したそうだ。それでその過程で間違えて龍族の血が刀に染み込み、専用の鞘と人間以外刀が通らないという事態が出たらしい。部下にも数本持ってるやつがいるが、龍族の血は貴重だから同じのは数が少ない」

「なるほど…なら大丈夫そうですね。では先陣はブラッド兵士が行き、我々はカバーに回ります」


理由は様々あるが、1番はショットガンは流石に後方だと味方に誤射する危険性がある。だから我々は後方に回らねばならない。私も部下と同じ20式にするか


「了解した」


暁はKSGをアイテムBOXに収納し、20式を取り出した


「これが君のスキルか…」


デビットはどこか羨ましそうな目をして能力を見ていた


「どうしましたか?」

「いや、スキルを俺は持てなかったもんでな」

「スキルを?」

「そうだ。幼い頃から使えなくてな…周りから呪われた子供が生まれたと言われてな。だが、皇帝陛下から俺の能力を買われ、今が幸せだ」

「心優しいんですね」

「あぁ、あの御方の為ならば命すら捧げてみせよう!」

「では、行きますか」


銃を手に取り、両部隊は弾を薬室に込め、鉄帽を被り穴に突入した

こんにちはこんばんはフレカレディカです(*´ω`*)


感想、評価、レビュー、ブックマーク、修正箇所、質問などよろしくお願いします!!!評価が上がるごとに投稿数を増やしていくので今後ともよろしくお願いします"(-""-)"

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