救助開始
「8、12、13UAVがロストコンタクト!」
「すぐに近くのUAVを現場に!こちらからは3機発艦!急げ!」
「はっ!」
別の艦の現場は混乱してたが、爆発による混乱ではなかった
「"こちら2番艦あさひ!レーダーに不明艦多数!指示を乞う!"」
レーダーには最初いなかったはず…!ステルスか!?いや、異世界だから転移の可能性も…だが、まずは…
「"旗はどうなっている!"」
「"旗は黒色のタコだ!"」
オクトパス確定だな。なら…
「"目標設定、黒色のタコの船体。弾頭時限信管。準備でき次第射撃開始"」
「"了解!"」
「次、無人戦車起動!住人が避難場所に向かうための護衛と賊の掃討を開始!」
遠くで護衛艦の発砲音が鳴る中、国では無人戦車が簡易車庫から出て来る
「な、何だこの進む箱は!」
「キャァーーーー!!!」
「お、押すな!潰れる!」
国では混乱が起こり、住民が逃げる場所を求めて走り回ったり、うずくまる人々が出てきた
「"我々はブラッド帝国と安保条約を結んだ陸上自衛隊です。帝国国民を安全に護衛するための『戦車』を動かしております。どうかその戦車の誘導に従って動いてください"」
無人戦車のスピーカーからアナウンスする。人々はビクビクしながらも誘導に従って、避難場所である山のヘリポートを目指してついて来てくれた
「すぐにオスプレイを飛ばせ!私は避難民が集まれる一時的避難所を置いてくる」
「「「了解」」」
暁は空母の甲板にオスプレイを12機交換してから走ってボートに乗り空母から少し離れた場所まで来た
「ここまで来れば大丈夫そうだろう。予定ではもう少し後で用意しようとしていたが、急ぐ羽目になるとはなぁ…」
今あるポイントの2/3を消費してジェラルド・R・フォードを2艦交換した
※ジェラルド・R・フォードとは、アメリカ海軍で活躍していた原子力空母だ
交換すると、海面より上に現れ波が勢いよく来た
「うぉ!これは転倒しそうな勢いだな…。"こちら暁。空母を2艦出した。そこに避難民を避難させて…そして、死ぬな。オクレ"」
「"こちらラビットフット部隊、了解した。帰ったら美味い酒を奢ってくれると思って意地でも帰還しますよ"」
「"ああ、全員にとびきりの酒を嫌と言うほど奢ってやる"」
通信を修了すると、ルーズベルト空母に戻った
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