表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
145/199

不安

「"こちら暁、全艦状況送れ"」

「"こちら護衛艦あさひ、5艦とも準備完了"」

「"こちらセオドア・ルーズベルト空母、オールグリーン"」

「"では全艦、合戦準備。進路、ブラッド帝国海上"」


AM8:00、セオドア・ルーズベルト空母1艦、護衛艦あさひ5艦、ましゅう型補給艦2艦が出港した


※ましゅう型補給艦とは、2004年に就役した補給艦。今回は衛生を使って自動航行を可能にした艦だ


「帝国までどのぐらいかかる?」

「はい、09:00までには着くと思われます」

「わかった。対空対戦警戒を元と成せ」


はぁ…流石に幹部が足りないからと言って私が艦長代理になるのは気まずいな。用語とか全然知らないし…流れって怖いな


それから1時間が経過し、帝国海域に入る。艦隊はミサイルと主砲が帝国領域をカバーできるギリギリの距離まで離れている


「"全艦停止。動きがあるまで待機。たたし、対空対戦警戒を元と成せ"」


無線で全艦放送をした暁は、椅子に座り込み大きな息を吐く


「今回、自衛官補は無人戦車を運用してもらうが…荷が重くないか不安だ。訓練もロクにできないまま連れてきてしまったからな…。…一応ボックスの中を見てみるか…」


タブレットを出して操縦ボックスの中を確認すると、練習ソフトを全員行っていた。スコアはどれもトップクラスだった


「あの子達は凄いな…。なんでついてきてくれるのか良くはわからないが、頼りになる。…今は期待に応えようとしてくれる子どもたちより作戦をどう円滑に進めるかが課題…か…」


タブレットの電源を消して、立ち上がった


「トライトンを半分発艦させろ。多少荒くてもいい。できるだけ発艦させろ」

「はっ!」


※トライトンとは、アメリカ海軍向けの洋上監視型無人機だ


トライトンは別の予備自衛官の少女たちが操縦し、数分して鮮明な映像が複数流れてきた。漁をするため網を用意する漁師。職場に走る人。パンを買う人々。まだテロリストは姿を表してなかった


「"Mr.暁、今いいか?"」


ジョナサンが無線をしてきた


「"なんだ?"」

「"このファンタジーな世界で魔法は誰でも扱えるとなっていたが、この国の人々は魔法を使っていない。どうしてだ?"」

「"それは私の方も気になって聞いたことがありました。そしたら土地そのものが魔素を吸っているらしく、体の中に魔力ができないらしいです。ただ、魔石などの素から魔力そのものの場合吸われないらしいです"」

「"なるほど…なら土地から離れれば魔素を体に吸収でき、魔法を使えると?"」

「"はい。ただし、純国民の場合、数年魔素に馴染まないと使えないと答えていました"」

「"わかった。ありがt"」


ドガァァァン


「ッ?!何があった!」

「はっ!ブラッド帝国内で爆発があった模様!」


爆発は粉塵を舞いながら瓦礫を落としていく様子が映像に出てくるが、すぐに途切れる


こんにちはこんばんはフレカレディカです(*´ω`*)


感想、評価、レビュー、ブックマーク、修正箇所、質問などよろしくお願いします!!!評価が上がるごとに投稿数を増やしていくので今後ともよろしくお願いします"(-""-)"

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ