招待状
「さて、銃が7,304丁、航空機が700機、戦車が1,021両、護衛艦が20艦か…。一気に増えたな」
銃や機体が増えたからと言って、最前線が我々自衛官なとこには変わりない
トントン
「誰かな?」
「失礼します。自衛隊警護部隊隊長のクリスです。暁幕僚長に報告をしにきました」
「入りなさい」
「失礼します」
※警護部隊とは、暁が前に虐待を行っていた転生者の子供たちで新たに設立、編成した部隊である。その任務は隠密要人警護で、裏の部隊でもある。学び舎に入っておらずもう入隊した理由として、教えられることが一日で完遂してしまったのである。記憶力や腕の技術は確かなようだ
「全員の射撃性能、警護能力、その他能力を均一で高められました」
「ご苦労。…ん?全員が有給を取ってないじゃないか。すぐに半分でもいいから有給を取るように」
「…?幕僚長、有給とはなんですか?」
「あ〜っと…都合のよい日に休める時間を貰えるっていうのだな」
「でも毎日我々の部隊日曜日は休みですよね?それって要りますか?」
あ〜…この感じ前のブラック会社で見た光景と一緒だぁ…
「まぁ…うん…そういう保証が国にはあるんだよ」
「…わかりました。できるだけ有給を減らします」
「お、おう…」
「それでは、失礼します」
クリスは書類を置き終えると、部屋を出ていった
仕事真面目ってやつかな…。体が心配になってくるよ…。そういえば、ブラット帝国から演習の招待状が来てたんだよな。自衛隊と米軍にも参加させるとして、人数は500人でいいかな。後は作業員にドワーフ、陸上で戦車、海上で護衛艦、航空でF-2とF-35でいいだろう。航空は使えるかどうかわからんが...。そういえば、演習の話を聞きつけた孤児隊たちがこぞって「自分たちも見るだけでいいから行きたい!」って言ってたな。もう護衛艦の操作も覚えてたからなぁ…見学という感じで連れて行くか
仮演習計画書に作戦計画を書いていく。弾薬や燃料はその他の人員を使って計算していく
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