保護
集まってるな。保護するチラシを見て来てくれたのかな
暁は自衛官と米軍全員で下車して、ルビーとサファイアは車内で待機していた
「初めまして。陸上自衛隊幕僚長代理の暁神楽と申します。皆様お疲れ様でした」
「おい、俺たちは元の世界に帰れるのか?」
頭が金髪の若い子オラオラ系が質問してきた
「現在、我々も帰れる方法を探しています。現時点ではまだ何もない状態です」
「えっと…ぼくたちは本当に保護されるんですか?」
今度はシャイっぽいメガネをしていて少しだけ横っ腹が大きい普段着の人が質問してきた。見た目は高校生ぐらいだ
「はい。保護できるだけの場所と設備、食料や日常品の確保はできています。ですが、最低限のものしかありません。そこから先は仕事をして稼いでください」
「質問ですが、税金とかはどうなります?それと、稼ぐにしてもこちらとあちらでは形式が違います。仕事の斡旋とかはしてもらえますか?」
スーツを着てパソコンが入ってそうなカバンを持っている人が質問してきた
「この国で住んだり購入するならこちらは税金を受け取りませんが、基地の近くに住んだり、現代物を購入するなら発生します。仕事の斡旋は可能です。質問は以上ですか?」
全員が少しだけ無言になったところで、暁が切り出す
「この国に住むか、我々の近くに住むか、どちらがいいですか?もちろんどちらでも生活保護はします。この国に住む場合、住民登録や戸籍などは用意させてもらいます。我々のところでも同じです」
全員が悩んだ結果、11人いたが4人まで減った
サラリーマンとシャイな子とどう見てもお爺さんと…見るからに警察官だな
警察官に近づくと、二人で話しだした
「どうも、警察官ですよね?」
「はい、埼玉県警察所属でした」
「他の人は」
「私だけ偵察ということで来ました。他の者は森の中に車両を偽装して置いてきて、外壁付近にいます」
「人数と武装は?」
「人数は警官が4人、SATが10人です。全員拳銃は所持しています」
「随分とSATが多いな。大きなイベントでもやってたのですか?」
「はい。G7サミットがありましてそこに派遣されてました」
「なるほど。では向う途中で拾っていきましょう」
トラックに保護対象を乗せて国を出ると、壁に沿って進んでいくと木でてきた簡易的なテントがあった
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