成長
「嘘だろ!めちゃくちゃ成長してるじゃん!」
直ぐに降りて逃げるが、違う方向から発砲音がしたと思ったらバトラーの判定により左腕に負傷した
「これで左腕は使えない判定になってしまったか…」
小銃を木に置き、拳銃に持ちえて、いるであろう場所に間隔をあけながら発砲した
「これではジリ貧か」
木の陰に急いで隠れると、片手で弾倉を交換した。その時、センサーが反応して左足が負傷した。数秒後には発砲音が聞こえた
「嘘だろ!?小銃で遠距離射撃!?4倍スコープでこの命中率か…すげぇ…」
荷物をある程度捨てて身軽にして片足だけで移動をした。今装備しているのはホルスターと腰の弾帯に4本無理やり挿してある拳銃の弾倉と拳銃ぐらいだ。他のは捨てた
さ〜て…何処までやれるか…
暁は冷や汗をかきながら近くに落ちていた木の枝を杖代わりに移動する。ちなみに、負傷判定された場所で負傷部位を使うと、結構強力な電気が流される
「こんなことならナイフ持ってくればよかったかな。だが、子供たちの成長が微笑ましいよ…。私ってこんな考えできたんだな…」
拳銃を握りしめて迫ってくる足音を正確に脳内にトレースして木の陰から発砲した
「木の上から下に降りてきたな。負傷したかな」
片足で迫ると、ルビーの姿があった
「成長したな。ルビーは凄いよ」
「片方づつ失っても戦えるってパパも凄いよ」
二人とも片足を負傷している。ルビーがナイフを取り出して、片足で近づいて来た
「おっと、勝てると踏んで近づいたのは大きな間違いだぞ」
暁は片手だけでルビーの腕を掴み、背中に回して確保した
「イタタタタタ」
「そっちに狙撃手がいるはずだから、少しだけ盾に使わせてもらうよ」
「え…」
スコープの光の反射で場所を確認してマズルフラッシュと同時に盾に使った。ルビーの胴体に命中して死亡判定になった
「だけどパパ、死体になっても成果は残るよ」
「???」
その瞬間、手榴弾のピンが外れる音がした
「うそ〜ん…」
その瞬間、試合が終了した。休憩室で飲み物を飲みながら三人は談笑した
「まさか手榴弾を木の陰に隠してワイヤーでピンを抜くとは…良く仕掛けられたな」
「枯れ葉に隠すのが大変だったけど、ルビーが囮をやってくれたから」
「僕、頑張っちゃった!」
「強くなったなぁ〜…私は嬉しいよ」
二人の頭を撫でると、嬉しそうに笑顔になっていた
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