ゲーム開始
暁達は研究所近くの練習場に向かった。いつ作られたのかはわからないが、いつの間にか隊員や兵士の間で使われていた。練習場は建物があるフィールドや高原など、幅広くなっていた。無論それだと他の人に気づかれる可能性があるため、魔法で周りからは平原に見えるらしい
ルビーとサファイアはチェストリグを装着して銃は20式とSFP9。ナイフはゴム製。服は戦闘服でテッパチはしていない。代わりにタクティカルヘッドセットを装備している。手榴弾を持っている。暁はチェストリグを装着して銃はFN SCARとベレッタM92。ナイフは無し。服は戦闘服でテッパチはしている。タクティカルヘッドセットもしている。手榴弾を所持
「フィールドはどうする?」
「森でお願い」
専用タブレットで森のフィールドを選択すると、地形が変わり木々が生え、緑豊かになった
「いつ見てもこの訓練場は凄いな…」
「アスちゃんが考えたんだもん。凄いに決まってるよ!」
三人は初期位置に転送され、ヘッドセットから自動音声のカウントダウンが流れる
「“3…2…1…GO“」
三人は走り出した
さて、作戦的には二人は山を登って上から狙うだろう。だから私はその前に上に登る!だがおじさんにはコレキツいわ…
暁は全速力ダッシュで上に駆け上がっていく。すると近くで物音がした
「ん?…いるな」
枯れ葉が多いフィールドでは物音が目立ってしまう。それは暁も例外ではない。だが、木を伝っていけば物音は極力消せる。なので暁は今、木に登った
「意外と登りやすかったな。さて、近くにいるかな?」
耳に神経を集中させて居場所を探ろうとしたが、物音がしなくなっていた
う〜ん…ちょっと誘き寄せるか
手榴弾のピンを取り、登ってきた方に向けて思いっきり投げると、30M先で爆発した。すると物音がして近づいて来た
釣れた?いや、我が子はそんなはずは無い…なら罠か?う〜ん…わからないから突撃するか
暁は銃剣を取り出して着剣した。そして近づいて来た相手に木の上から足をかけて逆さまで登場すると発砲した。が、木の陰に隠れているサファイアに逆に襲われた
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