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おねだり

「お父さん、電話終わった?」

「ん?二人ともどうしたんだ?学校に行っている時間じゃなかったのか?」


ルビーとサファイアが暁のいる室内に入る。時計を見ると、まだお昼近い13:36だった


「そ、それがね…?」

「?」

「パパ、私達初日から飛び級しちゃって…そして数日しちゃったら…その…」

「ま…まさか…」

「卒業しちゃった!」


まさか…うちの娘天才?!


「ど…どのぐらいのレベルだったんだ?」

「えっと…パパに教えてもらった数学のるーと?ってところが難問って言われている感じです」


暁は頭を押さえている。心の中で「このレベルなのか!?」と正直ビックリしていた


「あ、それとね。じゃ〜ん!冒険者ランクがSになったよ!」


カードを暁に見せると、そこには"S"と表示されていた


「確か、最高ランクだっけ?」

「そう!なんか知らないけど強い魔物と戦ってたら上がってた!」

「それは凄いな!銃とかはちゃんと整備してるか?」

「うん!だけど、最近身体が軽くなったんだ。もちろん銃も使うけど、ゴブリンとかなら素手で頭蓋骨を破壊できちゃうんだ」

「ん?それは変だな…。ちょっと鑑定するよ」


二人に鑑定した結果、レベルが格段に上がっていた


「このレベルっていうのがパワーになっているのかな?凄いじゃないか」

「それでね、お父さん。新しい銃を貰えないかなと思って…」

「そういえばあのリボルバーだけたったね。拳銃と小銃もあげよう」


とりあえず小銃はいつでも部品を交換できるように20式をフルカスタムしたやつと、拳銃はSFP9、ほかは…どうしようか。銃剣とかチェストリグとか色々にしとこう。まぁ...日本だと違法所持になってしまうがね


暁は銃を二人に渡した


「お父さんありがとう!」

「パパ、ありがとうございます」


二人は暁に抱きつき、暁は二人の頭を撫でる


「ねぇ、お父さん」

「ん?」

「今の僕らと戦ってほしいの!」


う〜ん…これは果たして良いものだろうか…。骨でも折れたら私の心臓が止まってしまいそうだ…


「なら、銃剣はゴム製、銃はバトラーを装着して使う。勝利条件は機械によって死亡判定、又は降伏宣言ってことで」

「わかった!それで...勝ったら1つお願い聞いてほしいの」


あ〜…何か欲しい物が有るからか。可愛い我が娘の為だ。それぐらいは構わないだろう


「わかった。ただし、私にできることだけだぞ?」

「うん!」

「サファイアもそれでいいかい?」

「はい!私もその予定でしたので」

「じゃ練習場に向かおう」

こんにちはこんばんはフレカレディカです(*´ω`*)


感想、評価、レビュー、ブックマーク、修正箇所、質問などよろしくお願いします!!!評価が上がるごとに投稿数を増やしていくので今後ともよろしくお願いします"(-""-)"

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